表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/25

吉中 真夏実

読みにくかったらすみません。

少し吉中 真夏実という人物の話をしよう。

彼女はある仲のいい夫婦の間に生まれた。

彼女を産声を聞き彼女の父親、母親は涙を流した。

感動の涙だった。

母親に抱かれて様々な場所を訪れた。

初めは家の近くにあった東京スカイツリーだった。

当時は高さの概念などは全くなく父親と母親の顔を見て安心しぐっすり寝ていた。

彼女が目を覚ましたのは車の中だった。

父親が運転をしていて助手席に母親が座りその母親の腕に抱かれていた。

彼女が起きたことに気づき母親が笑顔を向けた。

なんとなく彼女も笑顔を向けたように見えた。

父親は会社で忙しかったが、空いた時間があるとその時間を全て家族と一緒にいるように使った。

父親と母親は常に楽しそうに喋りそれを聞いていた彼女も安心していた。

一歳の誕生日を迎えた。

家族三人机を囲んで楽しく過ごした。

その日彼女が初めて何にも捕まらず歩けるようになった。

父親は歓喜の声をあげた。

母親を感動のあまり涙を流した。

彼女が歩きだしてから数日後父親の転勤が決まった。

奈良県への転勤だった。

どうやら奈良県の支部の人員が不足しており余裕があり、仕事を出来る彼女の父親が転勤になったのだ。

母親は直ぐに受け入れた。

奈良県へ引っ越した。

荷物をあらかた整理し終わった頃に父親からの提案で奈良公園に行くことになった。

鹿がたくさんいた。

自分よりも遥かに大きな存在に対して彼女は怯え泣いた。

母親があやし泣いて疲れたせいか彼女は眠った。

二歳の誕生日がきた。

この日彼女は初めてちゃんとした言葉を話した。

「ママ」と「パパ」だった。

一歳の時と同じように父親は歓喜の声をあげ、母親は感動のあまり涙を流した。

毎年誕生日に新しい事ができるようになっているのを見て「来年は何が出来るようになるのだろうか」と期待の声が聞こえた。

半年がたった。

彼女は意思疎通ができるようになった。

まだよくわかっていない単語がほとんどのようだが、単語で喋れるようになった。

三歳の誕生日がきた。

特にこの年は何もなかった。

だが、彼女は普通に喋れるようになっていた。

その成長を見て親は泣いていた。

初の幼稚園に行くことになった。

近所に友達はいたが、数人だった。

それが一気に四十人程になった。

親友が出来た。

親友の母親と彼女の母親は昔からの知り合いだった。

久々の再会に感動していた二人を見てもよくわかってはいなかった。

ただこれがきっかけで幼稚園外でもよく遊ぶようになった。

四人でたくさん出かけてたくさんの思い出を作った。

そして楽しい三年はもう過ぎようとしていた。

そんなある日また、父親の転勤が決まった。

今度は名古屋だった。

親友との別れをよく理解せず、会えなくなったことが分かった日はとても悲しくて泣いた。

初めての小学校だった。

親友との別れを受け入れる事ができず、彼女は孤立した。

友達などできなかった。

彼女が小学校四年生になった時にいじめの対象になった。

いつも無口でなにをしても怒らないため狙われたのだ。

何もやり返さなかった。

彼女一人がやり返したところで多数には勝てない事を理解していた賢い選択肢だった。

表には出さなかったが心の奥底で復讐の炎は絶えず燃えていた。

母親に塾に行きたいと頼んだ。

母親は了承し塾に通うようになった。

塾では最初からトップの成績を保った。

同じ学校の者もそこには数人いた。

後から入ってきた彼女が突然トップになったことで今まで蔑んできた者に負けた対抗心からかいじめがエスカレートした。

そしていじめがエスカレートしだしたとほぼ同時期に父親の帰りが遅くなっているように感じた。

父親は「残業が増えた」と言い帰りが遅くなる日がもっと増えた。

家族を一番に思う彼の行動とは思えなかった。

そして父親が帰って来ない日があるようになった。

そして母親もよく出かけるようになった。

そして、よく彼女は家で一人でいることが増えた。

そしてまた転勤が決まった。

今度は仙台だった。

母親もう父親に興味はなかった。

だからついて行くことはなかった。

父親は一人で仙台に行った。

彼女と母親は母親の実家がある京都に引っ越した。

ただ、母親の実家には住まず、新築の良い条件の家を見つけたのでそこを一括で買った。

父親はかなり稼いでいてその貯金から払ったのだ。

小学校では彼女をいじめていた者達を学力の差を見せつけて復讐を果たした。

だが、もう復讐も終わりあのしんどい生活空間に通うのが嫌になった。

だが通わない訳にもいかないため、学力の高い学校を受験した。

見事に受かった。

彼女の考えでは学力の高い者は大概言動もしっかりとしている。

人を蔑んだりする者は受からないレベルの学校を受けたのだ。

本当に賢い者はしっかりと他人の事を考えていると彼女は考えた。

だが、実際にはどうなるかは学校に行ってみないと分からない。

それを相談する相手がいない。

昔はあれほど好きだった母親は浮気をしていてほとんど家にいない。

そしてそれほどのクズに相談することは何もない。

そう悩んでいたら入学式がやってきた。

憂鬱で休んだ。

インターホンがなったのが聞こえた。

だが、出るのが面倒なため、居留守を使った。

でもインターホンは鳴り止まなかった。

少しイラついたので直ぐに帰ってもらうように促そうと出た。

するとそこには制服を来た少年が立っていた。

少年は無理矢理彼女の家に入り片付けをした。

そしてご飯を作り食べさせてくれた。

ずっとインスタントラーメンで過ごしていた身体は正直でとても美味しかった。

少年はとても不思議だった。

何故か彼を信頼して合鍵を渡してしまった。

次の日少年が起こしに来てくれた。

うっかりしていた。

いつも全裸で寝ていた癖が出てしまった。

少年は見ていないと言ってくれた。

少し安心した。

少年と一緒にいたいと思った。

だから学校に行くようにした。

学校は楽しかった。

これも少年のおかげだ。

少年と居ると何故か温かい気持ちになった。

これからも一緒にいたい。

ずっと仲良くしていこうと思う。

感謝の言葉が溢れてくる。

これからこの感謝を返していこう。

暗闇から、何も見えない場所から導き出してくれた少年に感謝をする。

これからも楽しみだ。

やっと一歩踏み出せた。

始まったのだ。

吉中 真夏実という人物の物語が今始まったのだ。

このようなやつを書いてみたくて書きました。

この人物紹介的なやつは主な登場人物全員やっていこうと思っています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ