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広東大侠激突  作者: 東武瑛
12/20

戦いすんで日が暮れて

隊長の言葉を聞くと山賊が一斉に襲って来た。

一行と山賊が乱闘状態になる。

山賊は刀をふるい、一行は剣と槍で応戦する。

勿論、早川も刀と剣で山賊達を切って切って切り捨てた。血煙、血糊が飛び、山賊達と一行の服は血で染まっていく。

早川の活躍で次第に山賊は劣勢になった。

「退け」頭領の叫びで山賊は退却して山林に消えて行った。

「ふう。何とかしのいだな」「だが負傷者が多い。この先に古寺がある。そこで手当をしよう」隊長が言った。

負傷者を馬車に乗せ、一行は古寺を目指した。

日は傾き、夕暮れ時になっていた。

古寺に向かいながら、早川が呟いた。

「これで何人殺したか」

隊長が言う。

「仕方ない。奴等は賊だ。人を殺し財を奪う。我々は身と財を守るため戦ったまで。後悔する事はない」

「そうだな」早川は答えた。

古寺に着き、負傷者の手当を始めた。

その後、食事をし、眠りについた。

日は落ち、辺りはすでに暗い。

早川は静かに起き出し、寺を後にし出かけて行った。

「やはり、1人も行動した方が良さそうだ」

早川は、そう思って、暗い山道を馬を牽き歩いて行った。

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