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広東大侠激突  作者: 東武瑛
11/20

山賊現れる

一行が再び出発して間もなく隊長が皆に言った。

「これより先は山賊の棲みかだ。気を引き閉めろ」

隊員「分かりました」

一行は慎重に山道を進んで行く。

と、プシュ。矢が飛んで来た。

「出たぞ。山賊だ」

隊長が叫んだ。

多数の矢が飛んで来る。

「ウグッ」矢が刺さり倒れる隊員もいる。

皆、剣を抜き、飛んで来る矢を払う。

勿論、早川も剣を抜き矢を弾いた。

だが山賊は姿を現さず、矢だけが飛んで来る。

一行は馬車の回りに構えた。

「ハハハハハ」遂に山賊が現れた。

「死にたくなければ、馬車を置いていけ」

頭領と思われる山賊の1人が言った。

「バカな。奪える物なら奪ってみろ」

隊長が叫んだ。

すると山賊達が現れた。

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