表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
広東大侠激突  作者: 東武瑛
10/20

追われる身

一行は再び山道を行く。

茶店が見えて来た。

「よし、あそこで休憩だ」

隊長が言った。

「ふう。疲れてたぜ」

早川は鞘から剣を抜き、血糊を拭い手入れをする。

隊長が話しかけて来た。

「素晴らしい刀剣だな。お主の腕も」

「大したことないさ」

「あいつらが噂に聞く忍者か?」

「そうだが、下っぱだ」

「もっと凄い業を使う奴等がいる」

「どんな業だ」

「刀剣を使わず、例えば火薬などを使う」

「フム。それじゃ剣では勝てんな」

「そんな奴等が来たら逃げるしかないさ」

「成る程。ところで、何故奴等はお前を狙う?」

「密航したことも、あるが、日本では、随分人を切ったので、仇討ちもあるだろう」

「と言う事は、これから先も狙われるのか?」

「多分な。執念深い奴等は海を渡って、この国まで来るだろう」

「そうか」「追われる身なんだな」

隊長は隊員に号令をかける。

「よし出発だ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ