表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

詩集

コード0001

作者: 蒼山詩乃

目の前にはアメ玉一つ 感傷なんてしないわ

噛み砕くなんて出来なくて 寂しがり屋のわがまま


犬も歩けば棒に当たるとか そんなこと言うけど

幸か不幸か判るはずも 曖昧すぎてわからないよ


笑顔を振りまく他人に 愛想尽きた私でも

結局は同じなもの いるはずもなくて


暗証番号忘れちゃった 何処にいるのかさえ分からないから

目の前の扉にすがり付く ことしかできなくて


まだ不安定の空 星は動いちゃって消えて

誰にも見られず 透けてきて壊れた

そこにいるのは誰なの


今日も一人でほら 構ってちゃんのフリした

自傷癖もここまで 育ってしまった私はただ


気づかれたくなくて 命綱なんて持ってないよ

自虐の言葉をさあ 震わせて落とさせて


暗証番号かき消した もうどこにも行けないよ

未だ閉じてる扉に 引っかき傷を残してみた


痛むこの心臓が 嘆いちゃって騒いで

閉じ込めた箱の夢 吐き出して終わっちゃった

そんなエンドを迎えたいの


気がつくまでさあ ナイフで貫いて

夜が明けてねえ 血を舐め取って


暗証番号思い出せないよ どうしてこうしたって

有終の美だって味わって 無いから殺して


暗証番号忘れちゃった 何処にいるのかさえわからないから

目の前の扉にすがり付く ことしかできなくて


まだ不安定の空 星は動いちゃって消えて

誰にも見られず透けてきて壊れた

そこにいるのは私でしょ?

ちょっと思い立って書いた詩です。ありのままをぶつけました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ