家族って幸せ
なんだろう・・・ミーヴィがというかキャラが勝手に動き始めた。
書いてるとなぜか最初と違う流れになっちゃった。
これはこれでいいかも。
ミーヴィです!
今は3歳です!
結構長かったです。
色々と成長したと思います・・・。
特に成長したのは諦めることと我慢するのをやめた事。
だって元18歳だよ?
赤ちゃんということは色々と垂れ流しですよ!?
これでも前世ではファッションとか身だしなみにはうるさかったんですから。
そんな俺にはあれは・・・羞恥プレイ過ぎた・・・。
しかも結構美人の人ばかりが面倒見てくれるからもっと恥ずかしのなんのって。
お母さんはちゃんと面倒見てくれるけどなんか忙しいそうでだいたいはメイドさんみたいな人が見てくれました。
3人ぐらいが見てくれるんですよ。
しかもみんな美人。
一人目はクール系なまさにお姉さまみたいな人でルージュって呼ばれてた。
たぶん、一番三人のお姉さんみたいな人だと思う。
二人目は胸が大きいおっとり系のゆったりした喋りが特徴の女の人でミリーって呼ばれてた。
この人の子守唄は好きだ。
ゆったりしすぎていつの間にか眠れるからだけど・・・。
三人目は小学生みたいにちっこい女の子でマリーって呼ばれてた。
よく、ちっこいと言われて「私ちっこくないよ!?種族の中では一番でかいんだから!」と言っていた。
あれ?種族って?まっ、いいか。
まあ、今となっては恥ずかしい事なんてもう無いけどね。
ついでに、お父さんはめっちゃ頻繁に会いに来た。
お父さん・・・仕事してるの?
お母さんも顔だけは毎日出してくれた。
お母さん・・・急に横に現れるのはヤメテ・・・普通にびっくりするから。
・・・それは置いておいて。
俺にはどうやらお兄さんが居たみたい。
時どき美少年が俺の事を覗き込んでみてるんだ。
栗毛色のふわふわのサラサラした髪をした翠色の瞳をしたカッコいいよりも可愛いと言う少年だ。
いつも、頻繁に見に来て絵本とか読んでくれるんだ。
それに色々なことを話してくれるんだ。
今日は何の日だとか、騎士の話とか、お母さんとお父さんの秘密とかね。
メイドさんっぽい人たちも話はいろいろしてくれるんだけどね。
殆んどは寝物語だけど・・・。
時には部屋にあるものの名前が何かを教えてくれたり。
楽しい日は意外に早く過ぎて行った。
早くも時が流れて今はもう3歳!
ついでに初めて話した言葉は「大好き。」でした。
いやー、お母さんが言ってみて言ってみて!と言うもんだから言っちゃった♪
そしたら、お母さんは鼻血を流しながら喜んでました。
お母さん・・・あれだけど・・・鼻血をだらだら垂らしながら近づいてくるとかなり怖いです。
あと、メイドさんっぽい・・・もうメイドさんでいいや。
メイドさんも軽くうつむいてた。
あれ?なんか赤いものが地面に点々を描いてる・・・。
あれ?おかしかったかな?
話を誰からか聞いたのかお父さんがやってきた。
お父さんはお父さんにも言って言って!と、お願いして来たので。
「やっ!」っと言ってみた。
絶望したような顔をして涙を流しだしたのが面白くて少し見てから「好き!」
そう言ったら、絶望した顔に笑顔が戻り俺を抱き上げてくるくる回りだした。
楽しかったと言っておこう。
あとでお兄ちゃんはこっそり来て言ってみてと言ってきたので「ちゅき!」と言ってみた。
嬉しそうにしながら出て行ってしまった。
ああ、今度の人生は家族に甘々になりそうだ。
それも、楽しいか。
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