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筑波嶺の 峰より落つる

 筑波嶺の 峰より落つる 男女川 恋ぞつもりて 淵となりぬる 

          第13首         陽成院


最初はほんの軽い気持ちだった。

ちらっと見て、いいなと思う程度だった。

でもそうして何となく見ているうちにどんどん君に惹かれていった。

君のいろいろな表情 、しぐさ、話し方。

どんどん好きになって。この気持ちを抑えられなくなって。

どうしようと思った。 


僕の心には川が流れている。

僕の心で流れる恋の川は最初はほんの少しの流れだったのにだんだん大きな流れとなっている。


ある日僕は思いきって君にメールで告白した。恥ずかしいと思ったけどそれでもこの思いを君に伝えたかった。

「君がどうしようもなく好きだ。付き合いたい」

メールを送ってから待つまでの間は数分しかなかったが僕にとっては何時間にも感じられるくらい長かった。

こんな事をして、本当によかったのだろうか。もし断られたらこれから先、この思いをどうして行けばよいのだ。

やがて、返事が返ってきた。

「いいですよ。よろしくお願いします。」



君は僕の思いに答えてくれた。僕は喜びでいっぱいになり、いよいよ恋の川は底が見えないほど深くなった。



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