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ショッピングデート


「ルル、荷物持ちよろしくニャ」


頼み方が潔すぎるだろ。


「何買うん?」


「服とか色々ニャ」


「あんだけ持ってて買うのか…?」


「自分で作る"かわいい"と人の作る"かわいい"は別ニャ」


そうなのか…何も分からん…


「クレープ奢るニャ」


「お供させていただきます」


一番高いの頼もう。




※ ※ ※




現在服屋。キャシーの服吟味待ちである。デラックスティラミスバニラアイスイチゴチョコクレープは食い終わってしまった。


「キャシー、まだ~?」


「まだまだニャ!」


体感5時間は経ったぞ。そろそろ虚空を見つめるのにも飽きてきたんだが。彼女が服見てるときって大体こうなるよな。


「てか、お前はもう少しファッションに気を遣えニャ」


「着心地良くて最低限見映え終わってなければ良くない…?」


「良くないニャ。ルルはただでさえかわいいんだから、もっと磨くべきニャ」


おっといかん、これは良くない流れだぞ。


「あぁ、分かった。これから気を付ける。それはそうと、まだ時間が掛かるようなら俺は向こうのカフェ行って──」


「しょーがないニャ!わたしがルルの服を見繕ってあげるニャ!」


神は死んだ。




※ ※ ※




「あの…もう十分満足したんで解放してくれませんかね…?」


「駄目ニャ!今選んだのは甘ロリのかわいさ増し増しファッションだから、次はパンク系で強さを押し出して尖らせてくニャ!ルルのピンク髪はモノクロコーデと相性抜群ニャ!」


甘ロリとやらで6着の候補から1時間掛けて2着まで絞ったのにまだ選ぶんすか…??


あぁ…セフレに面白半分で着せ替え人形にさせられた記憶が蘇る…




※ ※ ※




「ゴテゴテの飾りいっぱい見てたらカジュアルなのも見たくなってきたニャ。別の店行くニャ!」


「キャシーさん…!?」




※ ※ ※




「キャシーさん!もう勘弁してください!」


「次で最後ニャ!冬も使えるモコモコどうぶつパジャマがあっちの店で販売開始したらしいニャ!」


「キャシーさん…っ!!」




※ ※ ※




「子供用の服はサイズからしてかわいくて最高ニャ…!満足したニャ!」


「それは良かったです…」


「何で敬語ニャ?」


途中からずっとそうでしたよ、キャシーさん…帰って寝てぇ…


「ルル」


「ん…?何ですか…?」


「今日は付き合ってくれてありがとニャ!めっちゃ楽しかったニャ!!」


外だからか、ちゅ、と掠めるくらいのキスをされた。


え????????????


「続きは帰ってからニャ」


キャシーはそう囁いて、照れたようにはにかんだ。


「…」


荷物持ちは俺に任せろ!!!!!!!!!!

自分はファッションエアプなので調べながら書いたけどなんか間違ってたらすみません。服なんて着心地良い無地のTシャツとズボンで良くないか…?(ルル派)

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