パーティーメンバー追加
前回のあらすじ、転生者バレした。
「そうだけど…エ、何で分かった??」
「この世界生まれに未成年飲酒を忌避するヤツはおらんやろ。人間のガキもガバガバ酒飲む世界やし」
確かに、俺も幼い頃両親に「お酒飲んでみる?」って聞かれたのが今世の酒の始まりだったな。あれドワーフだからじゃなかったんだ。
「口振り的に転生者とは他にも会ったことある感じ?」
「せや、冒険中に何度かな」
「ソロでやってんの?その転生者とパーティー組んでるとか?」
「ヤ、転生者とパーティー組んだことはないなぁ。何より、わいの酒代はバカにならへん。前のパーティーは経費で酒買ってたら追い出された」
さてはしっかりめの酒カスだなこいつ…?
「うちのパーティー入る?うわばみ何人かいるから、酒結構あるよ」
「入る」
即答で草。
※ ※ ※
「というわけで連れてきた」
「わいはリン。ジョブは【拳使い】と【水魔法使い】や。よろしく」
リンが自己紹介を終えるとざわざわし始めた。おっと、こいつらのことだからノリ良く受け入れると思ったが、流石に一存で決めたのは不味かったか?
「あのルルさん」
そのざわめきを代表するようにチェスティが挙手をして話し出す。
「このパーティーってTS転生者限定じゃなかったんですか…?」
「え、そうなの?」
初耳なんだが。
「ルルさんはTS転生者だけ集めてるのかと…だからパーティー名もTSにしましたし」
あれそういう意味かよ。
「なぁ、TS転生って何や?」
「あ、知らない?前世と性別が変わった人のことなんだけど」
「ん?それならわいもやで」
「…マジで?」
「二つ返事してから、うら若い嬢ちゃんたちと生活なんてアカンな思たんやが…杞憂やったな」
…良し。
「これで問題ないな!!」
「行き当たりばったりにも程があるニャ」




