我が家の風紀委員、チェスティ
「エ゛゛゛ッッッッ!?!????!?」
チェスティが急に奇声を発した。ついに壊れたか…
「こら、チェスティさんに対して失礼なこと考えないの」
俺から口を離し、ゾミがたしなめてくる。今までベロチューしてたエロい雰囲気が残ってるから、お叱りは興奮ポイントでしかないが??
「夜まで会えないしもっかいしとく?」
「今のでお腹いっぱい。じゃ、いってきます」
「いってら~」
行っちゃった。最近は二人で行動することも少なくなったし、ツーマンセルで動いてたときが懐かしいな。
「で、チェスティはそこで挙動不審になってどうした?」
「あ、あ、あ、あのあのあの!!!今の!今のなんなんですか!?!??」
「童貞には刺激が強かったか?」
「何でおれが童貞って知ってるんですか??…じゃなくて!!!今の!キス!え??二人とも付き合ってたんですか!?!?」
「付き合ってはない。日頃からアプローチはしてるんだけどな…」
「は……………………………………………??????」
チェスティが処理落ちしちゃったや…
「我がパーティーではいってきますとおやすみのキスは必須だぞ」
「何ですかその暴君も真っ青のルールは!」
あ、再起動した。
最近ではナーギも頬にならやってくれるようになった。俺らに慣れてきた証拠だな。倫理が崩壊してきた証拠とも言える。
「チェスティはキスされんの嫌?」
「嫌…っていうか!そういうのはちゃんとお付き合いをした人としかるべき手順を踏んでから…!」
「お前…真面目な男子学生だったんだな…」
「あたたかな目で見ないでください!」
※ ※ ※
「ワ゛ッ゛ッ゛…」
チェスティがピュアピュアなことが判明したその数日後、再び奇声を発した。
「どうした?チェスティ」
今いるのは俺と俺に胸を揉まれてるキャシーとカスタードタルトを吸い込んでるフレッサ。一体どこに奇声を発する要素があるんだ?
「『どうした?』じゃありませんよ!!だ、だって、む、胸…!」
「同意の上だぞ」
「だからといってこんな真っ昼間で!しかもリビングで!」
「別にいつものことニャ」
「触り合いっこなんてアタシとナーギもやるしな!」
全員から「何言ってんだ…?」って顔されてチェスティが己の常識を疑い始めた。
「いっ、いやいやいや!!ダメです!風紀の乱れです!!」
気を持ち直したみたいだ。マジメだなぁ…
「やるなら共有スペースじゃなくて各部屋でやってください!!!!何のための自室ですか!!!!!!」
「やること自体は良いんだ」
「そこまで口出しする道理はないので…」
性根がマトモだなぁ。
「ともかく!!次見掛けたら指導しますからね!!」
これ以降、チェスティの目の前でいかにバレずにエロいことをするかが流行った。
チェスティは頭を抱えた。




