色々終わってる
「いやぁ、ありがとう!アタシ、燃費がクソでさ!何か物食ってないとダメなんだよ。さっきは食糧尽きてたから助かった!」
「悪いけど、口減らしされそうだったのも納得って感じニャ」
「ちょっ、流石に失礼だよ!」
「あははっ!良いんだよ、事実だし!」
キャシーのナチュラル失礼にも笑ってみせるフレッサ。おおらかなのか何とも思ってないのか…多分どっちもだな。
「あ、パーティー組むならジョブ言っといた方が良いか」
まだ食ってるフレッサとその隣で居心地悪そうにしているナーギに、こっちの情報をある程度伝える。咀嚼が終わって、フレッサとナーギの番になった。
「【斧使い】のレベルは8!【地魔法使い】でもあるんだけど、滅多に使わないからこっちのレベルは2だよ!」
「【呪術師】Lv.6と、【火魔法使い】Lv.3、です…」
「もしかしてめちゃくちゃベテラン??」
うちの最高レベルはキャシーの【裁縫師】Lv.7だったが、普通に記録塗り変えられた。
「旅してると常在戦場みたいな感じだからね」
「マァ美少女二人旅ともなりゃ襲われる確率も倍増だろうな」
「治安終わりすぎニャ」
未遂だが襲われたことがあるキャシーがキレ気味に言った。今さらだろ、この世界が終わってるのは。
「ねぇ、この後どうする感じ?もしかして、アタシらが狩り邪魔しちゃった?」
「いや、今日は特に依頼受けたりはしてないよ」
「わたしの短剣の試し斬りしてただけニャ」
「じゃあ、盗賊たちの装備とか剥ぎ取る?」
そういや死体放置してたな。
「終わったら帰ろ~。歓迎会もしたいし」
「おっ!良いの?飯とか出る?」
「分かりやすすぎニャ、フレッサ」
「ぼ、ぼくはその…」
「ナーギも来なよ!」
「えぁ、うん…」
なんかナーギがかわいそうなことになっとる。助け船出しとくか。
「あー、ナーギ。別に無理に来るこたねぇぞ?自分のやりたいこととかあるだろうし」
「あっ、えと、ちが、ぼくがフレッサの傍にいたいから…えと、ありがとう、ございます…」
やりたくてやってるなら良いか。
「パーティーメンバーになったから敬語使わんで良いぞ」
「うぁ、うん、ありがとう」
「どういたしまして~」




