冒険者ギルド2
茶髪のギルド職員は名札にリアと書いてあった。
リアは強面に慣れてるのか、笑顔で説明してくれていたが‥。
「冒険者はAランクからFランクまでありまして、最初はFランクからEランクと徐々にあがっていくシステムになっています。」
「ミライ様はFランクからですので薬草採取とか雑用などの簡単な依頼を受けれると思います。」
「そちらのボードに張り付けてある依頼にランクが書かれていますので、そのランクが受けれる依頼となっています。」
丁寧に説明してくれたが、目を合わせないように話していた気がするな。
少し怯えていたような気が…。
まあいいか。
Fランクの依頼を見ると、薬草採取の依頼があった。
というかほとんど似たような依頼だった。
俺は薬草採取の依頼を受けてみることにした。
冒険者ギルドを出る。
薬草採取はアンと最初に会った森だった。
ミカゲの森という名前らしい。
レイト町からしばらく歩いてミカゲの森に来た。
依頼書を見ながら薬草を探す。
こんなに沢山草が生えてるのに見つかるのかな…。
水辺に多く生息する、細長い形らしい。
川の方に行ってみることにした。
水のせせらぎが聞こえてきた。
ここら辺にあるのかな?
名前何だっけ?
「シャビア草」
きょろきょろしていると光っている草を発見した。
一応正しいのか絵と照らし合わせてみた。
多分大丈夫。
もらった能力のおかげで助かった。
普通に探していたら、見つからなかったかもしれない。
10本持っていけば任務完了らしいので、かき集める。
あ、多めに取ってしまった。
「ま、いっか」
アイテムボックスに入れ、すぐにギルドへ持っていった。
「早すぎませんか?まだ半日も経っていませんよね?慣れていても一日はかかるのに」
リアさんに言われる。
「ちょっとお待ちください」
あれ、俺疑われてる?
この顔だし疑われやすいけど・・。
リアは何か道具を探しているようだった。
「手をかざしてみてください」
俺は丸い石のような物に手をかざした。
「シャビア草、お店で買ったり、人から貰ったり、奪ったりしてないですよね?」
「はい。普通に採ってきました」
石を目で見て確認している。
「変なことはしていないようですね。失礼しました。換金しますね」
ウソ発見器みたいなものかな?
便利な道具があるんだな。
「こちら報酬の1000ネルです。」
「ありがとう」
銅貨10枚だった。
いったいどの位の価値なんだ?
買い物行ってみるか。
早く帰って来れたのでまだ昼頃だ。
路地を歩くと色々なものが売っている。
食べ物や洋服や日用雑貨など‥武器屋もあるな。
「先ずは主食かな。お米はなさそうだし、パンかな。それと、肉とか欲しいかも。」
1000ネルってどのくらい買えるのか?
パンが意外と高い。
300ネルか。
後残りは肉は‥400ネルだった。
残り300ネル。
「肉なら狩ってくれば手に入るよ?ある程度強くないとダメだけどね。売るなら是非うちの店でよろしくな!」
肉屋の店主が言っていた。
冒険者が依頼で討伐したモンスターの買取をしているそうだ。
一般人はお金を出して買っているらしい。
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