表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

24/43

見渡す限り海原が広がる。

俺はアンと旅行に来ていた。

ザザザ――ン・・ザザザ――ン・・

寄せては返す波の音。


砂浜にアンと二人きり。


「海って初めて見る~」

この世界での旅って贅沢な気がする。

みんな生きていくのに必死で働いているのに、遊んでいる気がして。


「な~に難しい顔してんの」

俺はアンにデコピンされた。

俺が盗賊に襲われたと聞いたとき、アンが倒れてしまい心配させてしまった。

今回の旅はアンにお詫びするためだ。


たまにはこういうのもいいよね。

お金は・・この間沢山稼いだので、気にしなくて良い。

馬車で一週間の移動。

遠くに来ちゃったな。


「この海の向こうにも人が住んでいるんだよね?」

「そうだね」

俺の隣にアンが寄り添っている。

穏やかな時間がずっと続くといいな。


「くしゅん!」

「あれ、風邪ひいちゃいそうだね」

少し寒かったみたいだ。

可愛い彼女に風邪をひかせるわけにはいかない。

「少し早いけど、宿屋に行こうか?」


****


海辺の宿屋は普通の宿屋だった。

観光とかあまりないのだろうか。

そもそも観光っていう概念が、無いのかもしれない。

お土産とかそういった類のものは見当たらなかった。


「おお!刺身だ!」

異世界転移してから初めての生魚!

さすがに醤油は無いみたいだけど。

塩があった。

海水から作っているのかもしれない。

塩買って帰ろうかな。


「美味しい~」

以前の世界では普通に食べられていたのに、めったに食べられない。

スーパー、コンビニ、自動販売機・・便利だったんだな。

今を必死で生きるって、前にいた世界より生きている感じがする。


「ミライ・・よく食べれるね・・」

アンが刺身を見て固まっていた。

初めて見るものだったらしく、怖いのかもしれない。

「もったいないけど、ま、いっか」

俺はアンの目の前にある刺身に、火の魔法を使う。

程よく焦げて、焼き魚になった。


「え?いつの間に魔法使えるようになったの??」

「最近少し・・ね。これで食べられるでしょ?」

「うん。ありがと」

宿屋の人に見られてたけどま、いっか。

文句を言ってくることも無いだろう。


俺とアンは同じ部屋を借りた。

ベッドは二つあって、それぞれで寝れるようになっている。

長旅で疲れたのか、俺はすぐに寝てしまっていた。


****


「あれ?寝ちゃった」

同じ部屋っていうから覚悟してきたのに・・。

私って魅力ないのかな・・・。

「ふぅ」

がっかりしたような、安心したような。

「ミライらしいといえばらしいか」

私は毛布を握りしめて、眠りについた。

面白かった


続きが気になる!


と思ったら


下の☆☆☆☆☆から作品の応援お願いいたします。


面白かったら☆5つ、つまらなかったら☆1つ正直な感想で構いません。


ブックマークもいただけると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ