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新しい仕事

俺は今日も冒険者ギルドにいた。

生活に困らなくなったとはいえ、仕事をしていないと不安だからだ。


「とは言っても…薬草採取かな。」

俺は相変わらずFランクなので仕事は選べない。

依頼書をいくつか眺めていたら、ギルド職員のリアさんが俺の前に来た。


「おめでとうございます!Eランクに昇格することになりました。本来ならもう少し時間がかかるのですが、特殊な薬草を取ってきたので今回は特別です!」


ギルドカードをリアさんに預け、更新の手続きをする。

これでランクが更新されるらしい。

リアさんが俺の手を両手でにぎってきた。


「引き続き頑張ってくださいね!」


ちなみに、あの山から持ってきた木は家の前に植えておいた。

ちゃんと育つだろうか?

水をかけているけど・・・。


「あ、そうだ」

俺は思い出してノートとシャーペンをイメージして出現させた。

こっちの世界だと紙は高価なものらしい。

募集している依頼を、ノートにまとめておくことにした。

メモって結構大事だと思うんだよね。


最近分かったのだけど、この具現化能力、はっきりとイメージ出来ないと発動しないみたいだった。

つまり触ったことがある物や、使ったことがある物などだ。


「それ、どうしたんだ?もしかしてアイテムボックス持ってるのか?」


俺の近くにいた男に声をかけられる。

やべ、忘れてた。

この世界はアイテムボックスを持ってる人はまれみたいで隠していたのだ。

まあ、これはアイテムボックスではないけど。

男はそれきり声をかけてくることは無かった。


「Eランクか。少しは依頼が変わってくるかな」


引き続き壁に貼られた依頼書を見ていく。

簡単で俺でも出来そうなのがいいな。

期待したけど内容はFランクとあまり変わったものは無かった。

掃除、薬草採取、店の手伝いなんてのもあった。


そういえば、俺ってどんな仕事が得意なんだろう。

あまり考えたこと無かったな。

こんなに早く働くつもりも無かったし。


「ん~」

俺は考え込んでうなっていたら・・。

「お前、運び屋が出来るんじゃないか?そのアイテムボックスで」


先ほどの男が声をかけてきた。

そんな仕事があるのか。

前の世界の宅配みたいなものかな?


「俺で良かったら紹介してやるよ。俺はバルザックだ」

見ると頭がはげている筋肉質の中年の男性だった。


バルザックは仕事の斡旋あっせんをしてくれるらしい。

信用していいのだろうか?


「もちろん、紹介料はもらうけどな」

ニヤリとバルザックはきばんだ歯を見せた。



****



俺は初めてギルド以外の仕事に挑戦することにした。

バルザックとともに、ある屋敷へ向かう。

門からして厳重なお屋敷だった。


「この町一番の商人からの依頼だ。商品が高価らしくてな。運ぶのに苦労しているらしい」


バルザックさんに案内され中に入る。

床には高そうな絨毯じゅうたんが敷かれていた。

客間に通されると高そうな調度品が置かれている。

俺とオーランドさんは長椅子に座った。


「商人のオーランド・クロイダです。今回の依頼は・・」


丁寧に説明をうける。


「商品を輸送するのですが、高価なものや割れ物も多いのです。ずっとアイテムボックス持ちの方をさがしておりました。よろしくお願いします」


クロイダさんから握手を求められる。

俺は手を握り返した。


「よろしくお願いします」

俺は仕事を引き受けることにした。


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