勇者源氏郎の日常
主人公 : 源氏郎
敵 : 武
妖精 : ヤダモー
勇者源氏郎は、教会で目覚めた。
源氏郎はなんだか嫌な気分だったので「やだもー」と叫んでみた。
すると突然目の前に不気味なモンスターが現れた。
勇者 源氏郎 「お、おう、、、モンスター? あなたは誰ですか?」
妖精 ヤダモー 「私はヤダモー、妖精です、モンスターではありません。貴方に呼び出されました。」
源氏郎 「僕はお前みたいな不気味な奴を呼んだ覚えはないぞ!」
ヤダモー 「可哀想に記憶を無くしているんですね。」
聖騎士 武 「ここにいたか、ヤダモー! ん?源氏郎も目覚めたのか!良かった良かった。」
ヤダモー 「聖騎士さん、しかし、源氏郎は記憶を無くしているようです。」
武 「なに、そうだったのか、無理もないあんな事があった後では、それでは説明してやろう勇者に何が起こったのかを」
源氏郎 「勇者?」
武 「そうだ、君は勇者だったんだ、そしてドラゴンバレーに住み着く魔王トモローに負けてしまったんだ、だが安心してくれトモローは勇者代理の俺が倒してきた。」
源氏郎 「そうだったのか、よく分からないがありがとう。」
そこへヌッと現れる魔王トモロー (なんか強そう)
魔王トモロー 「勇者源次郎よ、騙されるな!真実を思い出せ!」
武 「!!?、なぜ貴様が生きているトモローよ!確かに俺の手で殺したはず」
魔王トモロー 「おれはお前の力なんかでは消せない!本当のことを思い出せ勇者”源氏郎”!!お前が本当に求めるものはなんだ!」
勇者源次郎「本当の、、、のこと? そうだ、僕は堕落しきったニートだった、でも決めたんだ僕が欲しいのは過去じゃない、無限の可能性を秘めた明日だ!!来い希望王Tomorrow!」
勇者源次郎が魔王トモローを受け入れ(抱き合う)融合していく。
壮大な音楽が流れ始める、
正体を表す聖騎士の武、たぶん強い悪魔
悪魔 武「なにー!自らの力で思い出しただと、バレてしまっては仕方ない、しかし源次郎!おまえは私を倒すことは決してできない」
覚醒勇者源悟郎 「果たしてそうかな?今の俺は今までの俺とは一味違うぜ?今分かった、俺は思い出せないんじゃない思い出そうとしなかっただけ希望を捨てていただけだったんだ」「確かにおれは一度お前に負けた、未来を諦め全てがどうでも良くなり、過去にすがった、だがそれじゃダメなんだおれはお前みたいな奴にはもう負けない覚悟しろ!武!」
武「くそ〜何が起きたというのだー!!おれの力があれば、金も与えてやれる、時間も女も全てのことがお前の思うままになるんだぞー」
いつの間にか正体を暴かれる小悪魔ヤダモー
小悪魔ヤダモー 「そうだー、今さら何をしたって無駄無駄、何もしない方がマシさ」
覚醒勇者源悟郎 「邪魔だ!!」
一瞬で消える小悪魔ヤダモー
武「貴様は一生寝ていればいいんだ!このクソメガネ〜!!」
( ´-ω- )フッ と覚醒勇者源悟郎は笑い、呟く、「確かに僕はただのメガネ陰キャかもしれないし、これから先何一ついい事なんてないのかも知れない、でもそんなことは関係ないんだ!例えどんな困難が待ち受けていようと、それでもおれは明日が欲しい!!おれは変わる、自分の力で生きていく!!!」「さらばだ、昨日の僕よ、、(⌒▽⌒)スタバ・・チョコソース、エクストラチップ追加ショットバースト!!」
ピカー!画面が光に包まれエンドロールへ
そう僕らは皆一人一人の物語の主人公、つまり勇者なのだ!
過去を振り返るな、今すぐ明日に向かって走り出せ!!
おまけ
場面が変わり、源次郎くんの部屋へ
源氏郎「んー?朝か?、、、なんだか壮大な夢を見ていた気がするけど、思い出せないな」「でもなんだかやる気が溢れてくる、」
大きく伸びをする
「さて、明日から頑張るか」
〜完〜