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俺の周りに超絶美少女が多すぎな件  作者: 向井 夢士
3章 1人1人の物語
29/31

29話 謎の男

 次の日。劇の脚本はラノベを参考にして考えたヒナの脚本 ”ひねくれた俺とS級美少女”に決定したが、須田海馬たちチャラ男グループは納得がいかないようで……


「は? こんなの何がおもろいの?」

 A子と名付けたギャル女がいう。


「だったら自分が考えればいいじゃないですか?」

 ヒナが強気に反論する。


「ぐっこのっ!」

 殴りかかろうとしたときに


「まぁまぁ。主役の2人に聞いたらいいじゃないですか」

 ウミが何とか止める。こういう時はほんと頼りがいがある。


「俺はOKだ」

 実際めっちゃ面白いし。


「私がなんか目立ちすぎな気もするけど面白そうだしいいよ」

 クラもOKなご様子。


「ちっ!」

 チャラ男グループお怒りの様子。怖いな……


 これで問題を残したまま、文化祭の脚本決めが終わった。


 





 放課後、部室に行こうとするが、ヒナと須田たちが出ていくのを見て俺は追いかける。とりあえず様子を見ることにすることにしたので、茂みに隠れる。


「おいお前調子乗ってるんじゃないですかってな」

 須田が詰める。


「別に……それに最近いらいらしすぎですよ」

 ヒナも負けていない。


「何?」


「最近はテル達のグループがクラスカースト上位にきて腹立ってるんでしょ?」

 え? そうなのか……知らなかった。


「てめぇっ! いつから調子乗っていいって言った?」

 須田が声を荒上げる。


「私は出会いをして変わりました。あなたたちは変われていません」


「もう限界だっ!」

 


 そう須田が言って殴りを防ごうと、助けに行くが、謎のフードを被った人物が、須田グループを瞬足で倒し、倒れた須田たちを背負ってどこかに行ってしまった。


「大丈夫か?」

 残されたヒナに問いかける


「うん……」


「助けてくれたのか?」

 あの人物は一体誰なんだろうか


「いや、去っていくときに次はお前たちの番だと言ってました」

 お前たちの番……だと⁉ 一体何なんだろう。


「顔は?」


「仮面みたいなのを被っててわかりませんでした」

 顔も見えなかったか。


 



 謎の男が俺らの大きな壁で立ちふさがるとはまだ1ミリも思ってなかった。



毎日投稿やっぱり厳しいかもですねw

今回は謎の人物……いや誰やねんってね。

さて、勉強しないといけないなぁ……ヤダヤダ。


そういや劇の名前……わかる人にはわかりますねw

僕が初めて書いたあの作品です。よければそちらも是非。

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