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俺の周りに超絶美少女が多すぎな件  作者: 向井 夢士
3章 1人1人の物語
20/31

20話 レンと俺と幼馴染

 レンが相談部に来た次の日。レンはクラにこれでもか、恥ずかしくないのか、というぐらいアタックしていた。しかしレンはイケメンなので応援する人が多い。クラはどうやら相手にしてないみたいだが……


「あの転校生、クラに猛アタックしてるな」

 シンが話しかけてきた。


「だな。ま、自分でするべきって言ったのは俺だけどな」


「ふ~ん。ま、後悔はするなよ」

 シンは真剣な顔で俺のほうを見る。


「わかった」

 俺はわかったとしか言えなかった。


 毎日毎日相手にされないレンだが、なかなか折れない。クラもさすがに困ってるようだった。問題はそれだけではない。一部のレン好き女子からも反感を買ってしまっているのだ。まぁここはしょうがない問題でもあるのだが。


「もうやめてよっ!」


「は? どの口が言ってんの?」

 まさしくドラマとかに出てくる嫌味な女だ。


「だから私は好きじゃないって何度も言ってるのに……」


「おい。やめとけ」

 流石に見てられなかったので割り込む。


「は? これは女子の問題なんだけど。もしかしてクラのことが好きなの?」


「あぁそうだよ。俺ら付き合ってるし」


「え⁉」

 まぁそりゃ驚くよな。


「いいからとりあえず合わせとけ。いやだったらしょうがないけど」


「い、いやではないけど……」


「わかった。悪かったわね」

 嫌味な女は去っていった。



 それから噂は広まったが、やっぱりという声や、知ってたという声が多くあった。そんな恋人に見える?


「え……」

 ウミがこの世の終わりみたいな顔をする。


「違うからな⁉ あくまで偽だから」


「よかったぁ~」

 そういってウミは笑顔になる。まぁこれしか思いつかなかったんだけど。




 放課後。レンに呼ばれた俺は……


「テル? どういうことかわかってるのかな?」


「レン……これはあくまで偽だ」


「でもそれは許せないな」


「好きな人が困ってるんだぜ?」


「僕はテルに迷惑はかけてないだろう?」

 何を言ってるんだこいつは。


「いや幼馴染が困ってる以上の迷惑はねぇぞ」


「……もうテルどうなっても知らないよ?」


「あ? やってみろよ」

 キレそうになる自分を何とか抑える。


「僕は親の力でつぶすこともできるんだよ?」


「ほぉ。だが俺も仲間がいるからな」

 橘の1件とかでお世話になった。


「そんな力、アリみたいなものだよ。僕はフリーザぐらいかな」

 よく言うわ。まぁドラゴンボール好きだからわかるけど。


「俺はクラが大事だ。レンみたいなやつは迷惑だ」


「なら、知らないからね。テル、後悔しても知らないよ?」


 こうして俺とレンの戦争が始まる


やばい…最近疲れが酷いたくたくです。

今回はレンが関わってきますね。次回からどうなるんでしょうか。


感想評価ありがとうございます。ブクマが地味に増えてきています!

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