表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺の周りに超絶美少女が多すぎな件  作者: 向井 夢士
3章 1人1人の物語
19/31

19話 新たな来訪者

今回は新キャラ登場

 夏祭りも終わり、夏休みはあっという間に過ぎていった。いよいよ2学期が始まる。





 2学期初日。校長や優香会長の話などは適当に聞き逃していたが、アナウンスで転校生が来ると聞こえて前を見る。優香会長をチラッと見るとすごい怖い形相で睨まれたのでそっと目を合わせないようにした。


「え~今日から1年6組に転校生の山田やまだ 蓮司れんじ君が来る。仲良くしてやってくれ」

 校長の適当なアナウンスは置いといて、山田とかいうやつはとてもイケメンだった。女子もこそこそ話している。ただ俺はこいつが新たな問題を持ってくるとはこの時思いもしてなかった。


 クラスで改めて山田のことが紹介された。親の都合で転校してきたらしい。ちなみに席はクラの斜め前だ。

それからはイケメンということもあり、すぐクラスに馴染んだ。この時俺は、はじめて違和感を持ったがまだ気にしなかった。




 





 なにもないまま放課後がきた。相談部部室で、転校生の山田のことについて話していると、ドアが開いた。


「あ……」

 噂をすればなんとやら。そこにいたのは山田だった。


「何の用かな?」

 凜先輩が問いかける。


「俺をこの相談部に入れてほしいです」


「相談部に?」


「それはなんでだ」

 少し俺が食い気味に聞く。


「えーと……」


「テルでいいよ。こっちは凜先輩」

 名前を教えたところで……


「あ、じゃ、俺はレンでいいよ。で、相談部に入れてほしい理由は一目ぼれした」


「誰に?」

 凜先輩が聞く。


「テルがよく話している人かな。もしかして彼女だったりする?」


「……クラか。あ、彼女じゃなくて幼馴染」

 気持ちがもやっとする。


「よかった~」


「もしかしてここに入れば仲良くなれると思ったから?」

 凜先輩がレンの本質を突く。


「そうだよ」


「……こういうことは自分でやるべきだと思う」

 俺が言うと


「そうかな? じゃ頑張ってみるよ。これからも”ずっと”仲良くしてね、テル」

 レンは素直に帰っていった。



 レンが帰って……


「なるほど、そういうことか」 

 凜先輩は察しがいいというかなんというか。


「……凜先輩はわかっちゃいましたか」


「まぁ、私も先輩である以上助けはするけど、あきらめないからね」


「わかりました」


 いろいろある高校生活。頑張っていこうと俺は改めて思った。



 さぁブクマが地味に1日1件ぐらい増えてるのでこのままいけば書籍化に……w


なんて冗談はここまでにして、読んでくれてる方いつもありがとうございます! とてもアクセス数などの伸びが作者のモチベになります。



だいぶPCの執筆も慣れてきました!これからも頑張っていきます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ