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『TLS第三話』  作者: 黒田純能介
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管制室にて


ピピッ、ピピッ…。


軽い電子音と共に、管制室に置かれたモニターへ、『侵入者アリ』と表示される。


「………」


側に立つ大柄な男がモニターを見やる。


「…飛んで火に入る夏の虫。フッフッフ」


モニターの光が、サングラスに反射している。


サングラスの男は踵を返す。


「たった一人で来るとは、蛮勇かな?…ま、活きが良いかは少し泳がせてみてからだねぇ…」


男は口許を歪め、その場を後にした。


うっすらと光るモニター。それだけが殺風景な部屋で存在を示していた。


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