"二番手"少女の小さな願い
風が吹き飛んでいくこの屋上は、私のダンスステージだ。夕日に光る汗が、今までの努力を語っている。
どれだけ頑張っても、どれだけ努力を積み重ねても、どれだけ力を尽くしても、私はライバルの木下陽|(きのしたひかり)に勝つことはない。
永遠の二番手、それが私、小浦美咲|(こうらみさき)のあだ名だった。
このビルにある日向ダンススクールには、陽を称える声だけが、響いているのだろう。
"二番手"少女の小さな願い
2017/10/28 19:30
(改)
"二番手"少女の小さな願い 2話
2017/10/28 19:33
"二番手"少女の小さな願い 3話
2017/10/28 19:36
"二番手"少女の小さな願い 4話
2017/10/28 19:38
"二番手"少女の小さな願い 5話
2017/10/28 19:39
"二番手"少女の小さな願い 後書きっぽくない作者の話。
2017/10/28 19:53