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白日夢(200文字小説)

作者: 風海南都

 火の無いところに煙は立たぬ。嘘は真っ赤と初めに言ったは誰なのか。

 白くはためくその中を、嘘の上塗り日本よ。

 一番東のこの国は二番煎じが大得意。小さな国の大きな驕りを嘲笑え。

 日の無いところに明日は来ない。腹の黒さが見え隠れ。

 枯れ木に過剰な肥料を与え、若葉を摘み取る罪深さ。

 一番東のこの国は西の猿真似大得意。大きな国に小さくなって物言わず。

 三角屋根から見下ろすは、白旗に真っ赤な嘘を垂れ流す魑魅魍魎の行列よ。

 

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― 新着の感想 ―
[一言] 200文字だけど、凄く奥が深い文章ですね。 風刺が効いてる! 大国にひっついているだけしか能がないみたいに見えてしまう東の国の行く末がとても不安です。
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