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500文字の○○

幼馴染が僕に言った『もう遅い』の本当の意味

作者: 井村吉定

「そういうことは早く言ってよ。もう、本当に遅いよ……。私だって、君のことずっと好きだったんだから」


 勇気を振り絞って想いを伝えたのに、思いの外彼女の反応は冷たいものだった。


 後悔している。もっと早く、自分の気持ちに素直になればよかったと。


 幼馴染という関係が壊れるのが怖かった。彼女にフラれたくなかった。


 僕は彼女の最も親しい異性の友人だった。2人きりで遊びに行くことも多かった。彼女と過ごす時間は、僕にとってかけがいのないものだった。


 でも、それも今日でお仕舞いだ。もう今までのようにはいられない。




 彼女――鶴見(つるみ)優希(ゆき)と、僕――鹿島(かしま)祐治(ゆうじ)は、幼稚園の時から付き合いがある。


 優希は幼い頃から異性にモテていた。子どもから大人へ成長していくに連れて、優希は僕以外の男とも話すようになっていった。


 人見知りな僕は、幼馴染以外の女の子と話すことなんてできなかった。


 僕は優希に嫉妬した。何だか無性に彼女に腹が立って、優希と次第に距離を取るようになった。


 だけどある日突然、幼馴染に放課後の教室に呼び出された。彼女はそこで、僕に衝撃的な事実を告げた。


「私、祐治のことが好き。祐治は私のこと、どう思ってるの?」


 彼女の問いに、僕は――。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

もう1度始めから読んでいただくと、最初に読んだ時と文章の意味が変わったものに感じると思います。

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― 新着の感想 ―
[一言] 感想欄の皆様が頭良いわ…なるほど
[気になる点] わずかな発音の違いを活かした精密なネタなのに、タグが「周」じゃなくて「週」になっているのが伏線じゃなくて誤字という辺りが理解できない
[気になる点] よい作品と思いますが >勇気を振り絞って想いを伝えたのに、思いの外彼女の反応は冷たいものだった。 この一文はいらないんじゃないかな?と思いました。
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