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オタク異世界を満喫する  作者: ニンジャ
三章 暗躍しよう
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防衛線

雫は管制室ではなく現場に出てます。

ゲートに繋がる階段を一段一段降りてくる中トリガーに指を掛け時を待つ。

最初にポンと音を立てながらグレネードが飛び中から催涙ガスが放出、一帯が白くなり隊員のサーマルスコープには目を押さえ何かを言っているのが聞こえた。

そのまま走り始め突っ込んでくる吸血鬼にマシンガンナーが銀弾を当て続け動きが鈍れば捕縛網を投擲、突如として蝙蝠化して網から逃れる。

SGで動きを抑えようにも自由に飛び回るので近距離バカ(最強)に任せるかぁ。

胸元のPTTスイッチを押し


「エヴァを突撃さえるからみんな援護してあげて、ガス抜いてくれる?」


「了解しました。」


オペレーターにより地下のガスがシステムが起動した換気ダクトを通り屋上の排気口から排出される中マスクを外しているエヴァに細長いハードケースを投げる、中には刀身に波紋が無い銀色の打ち刀が梱包されていた。


「銀製だからあまり強度には期待しないでよ。」


「新しいおもちゃ…大丈夫任せて。」


頬ずりする勢いだったエヴァの背中を押し向かわせる。

準備体操をして軽く跳ねているようで準備は出来たようだ


「…行く。」


「援護射撃はこれより10秒のみとする。以後はFF防止のために射撃は禁止するカウント3で出ろ。」


「3…2…1、行け!」


助走をし始めた瞬間それまで交互で射撃をしていたのを止め、弾切れまで連射をすると文字通りの弾幕でその場に固定された吸血鬼。

射線に入らないように移動盾を飛び出し高跳びのように弾の上を飛び越え距離を狭め、援護射撃が終わると同時に斬りかかった。

動きが制限されている状態でエヴァの居合斬りに対応できた吸血鬼(美女)に敵ながら称賛に値する。

腕をクロスし刃の勢いを殺しながら切断された先を蝙蝠化させ後ろに回避、腕を元に戻し手のひらを噛んで血を出し赤色のレイピアが生成される。

人外の速度で繰り出される刺突、斬撃がダンスのように続くそれは数分数十分数秒経った時間が分からないくらい濃密なものだった。


お互い切り傷まみれで息を切らしどちらが勝つか勝負の瞬間は一瞬のうちに決まる。

レイピアの突きがエヴァの腹に突き刺さり貫通、右袈裟で肩からぱっくりと吸血鬼の体が割れた。

口から蛇口を捻ったように血を吐き倒れるエヴァを見て直ぐに駆け寄りプレキャリを外すと防弾んプレートが貫通し血で赤黒く濡れたコンシャツを見て重症にしか見えないのに本人はケロッとした顔。


「ふう楽しかった、でも気合で臓器を動かさないと致命傷だった。」


気合で臓器の位置変えれるんだーと思いながらメディカルバックからまず手袋を出し空気を抜いて着け、MOSで医療を学んだ娘と分担しながら止血剤入りのガーゼ、包帯、ターニケットを巻き鎮痛剤と治癒魔法を簡単にかけておく。

ここで完全に治癒させてしまうと傷口の跡が残ってしまったり目に見えない傷を見落としてしまうから簡単にだ。

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