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オタク異世界を満喫する  作者: ニンジャ
二章 従業員と会社を興す
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皆でタクトレ6

今日は夜をメインに訓練するので日没まで自由時間とした。

その間に夜に使う装備の準備をするOPS-CORE AMPをサイドレールで固定しここから発展させていく。


最初にツルツルなヘルメットにマルチカムの布地にベルクロが縫い付けられているヘルメットカバーを被せて内側から固定させると一気にヘルメットの迷彩効果が高まる。


自然界に黒は存在しないので背景からくっきりと目立ってしまうが黒の面積を減らす、迷彩で輪郭をぼかしたり配色で一気に人間の目は勘違いして見つけにくくなりやすい。


次にアクションカムを天辺に装着、MOHOCカメラはNATOや米特殊部隊でも採用実績があるものでリアルタイムで映像を中継できモデルによっては暗闇でも使用できるタフなカメラだ。


二つ目はシグナルライトと呼ばれる敵味方識別に使われる、LEDライトとIR(赤外線)ライトがありカメラやナイトビジョン越しに見える代物でRQ-4等の上空からの監視の際にも映るので現在位置を共有する、HEL-STAR 6を今回は選択する。


最後にナイトビジョンを装着する、今のミリタリー向けのヘルメットには初めからマウントベースが付いておりマウントを使うことでナイトビジョンを上下に可動・固定をしてくれる。


ナイトビジョンの原理は月明りや赤外線を増幅菅と呼ばれる部品で変換され接眼レンズに映し出され世代があり第三世代(Gen3)までいくと性能が良く軍や法執行機関に採用されているがものがものなので車が購入できてしまうくらい高価な代物だが召喚できるから大丈夫だろう。


ミリフォトでも使用例のあるAN/PVS-31をマウントに固定してマウントをベースにかっちり嵌めたらほとんど完成だ。

凄くいかついフォルムになった、後はナイトビジョンの配線をしなければならない。


ヘルメットのランヤードを本体の穴に引っ掛け落下防止対策を取る、精密機器なので衝撃を与えることは避けたい、バッテリーボックスをポーチに仕舞いヘルメット後端にベルクロで固定し電源ケーブルをカバーに沿わせ負荷がかからずカムやヘッドセットのパーツに干渉しないように配線隠しで全て終わりだ。


試しに部屋を暗くしスイッチを入れると目では暗く視認できない家具がハッキリと見ることができ、IRライトを併用するとより解像度が増す。


あることを思い出しその物を召喚してみた、形状は棒状で百均に売っているサイリウムに見えるが半透明でなく本体色がワインレッドで断面で見ても円形の形ではない六角形で転がらない。


折ったあと振り見てみると光らないしかしNVG(ナイトビジョン)越しに見ると明るく見える。


これは赤外線だけを発光する特殊なサイリウムで実際はクリアリング済みの部屋に転がして置く等の使い方がされる、他にもARに付けてあるMAWLのIRライト、レーザー機能もNVGを使えば暗闇越しのサイティングを可能にさせてくれる。


後は小隊全員分のヘルメットを加工して時間を潰す、18時になり陽が落ちた所で集合する。

フル装備のヘルメットを渡していくと賞状を扱うように受け取られ、行き渡ったところで慣らしに訓練施設で使ってみることに。


全員がNVGを装備しているので肉眼では光が一切発生せず暗闇に包まれていて、IRライトで日中と変わらない視界を確保できているので爆薬を設置する。

十分な距離を離れたら後ろから肩を叩き合図を出す


「Fire in the hole!Fire in the hole!3・2・1」  (Click×2)


注意喚起の後起爆スイッチが二回押され扉が吹き飛ぶ、すかさずフラッシュバンが室内に転がり入れ180㏈の爆音と100万㏅の閃光が部屋を染め上げ収まるのと同時に突入。


レーザーがターゲットを照射しぐぐもった銃声と共に光の終着点をなぞるように穴が開き、空薬莢が床を跳ね暴れる。


その後NVGを装備したまま歩行したり構えたりしてNVGに慣れ早めに片付け寮に戻る。

遅れてすいません。

そろそろ話を進めるのでお楽しみに!

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