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オタク異世界を満喫する  作者: ニンジャ
二章 従業員と会社を興す
36/108

整地 

いつも通りの時間に目が覚める。

寝袋から起き上がると両脇にぴったりと二人がくっついて眠っていた、起こさない様にゆっくりとテントから出て鍛錬を始める。


P320、MAWL、M110A1、MSR、ショートソード、ナイフ2種を召喚し銃には装填せず動きだけを練習する。

マグをマグポーチから素早く取り出しマグを挿したらスライドを引きプレスチェック、トリガーを引くと空撃ち(ドライファイヤ)なのでストライカーが前進しカチッと音を立てる。


フロントサイトに空薬莢を乗せ落とさないようにトリガーを引けるようにする事で余計な力を込めないことに繋がる。


タクティカルリロード、エマージェンシーリロード、スピードリロードの順に素早く正確にマガジンを交換できるように繰り返し反復練習を行う。


長物のライフル二丁は構えとHGへのスイッチングを重点的に鍛えておく。

MSRはボルトの動作、射撃体勢の素早い移行を練習した後ショートソードとナイフを型稽古みたいに守破離をしていく。


大分汗をかいたので川で身を清める。


キャンプ地に戻り王都で購入しておいたベーコンや卵、パンを取り出し簡単な料理を作って二人を起こす。支度をさせ朝食を食べた後昨日に引き続き木々を伐採していく。


二日目にもなると動きに無駄が無くなりみるみるうちに視界が開けて切り株だけになる。

四桁以上木を切り倒したので王都で売ることが出来ないだろうか、商会に行ったときに聞いてみよう。

しかしこの大量の切り株は骨が折れそうだ、二人にどうすればいいか聞く。


「確かお父様の本の中に森に関する書籍がありましたわ、確か黒い袋をかぶせたり簡単なのは掘り起こすやり方でもこれではこの数と時間が掛かりますわ。」


「ご主人様、山火事に気を付けて燃やしてしまえばいいんじゃないですか?昔祖父が庭の木を切ったときに燃やしていました。」


「燃やした方が早そうだねその案採用しよう。」


煙が出ると良くないので魔法で無理やり可燃性ガスである煙が発生しない温度の450℃以上で火属性の魔法で処理していく。


無限に近い魔力で切り株を灰に変えていく、完全に燃え切った後は火種にならないために水をかけて冷やす。


最終的に二人は魔力切れでダウンしたので広範囲を一人で終わらせてお昼を迎える。

昼食を食べながらアイリスが


「午後はどんな作業をするんですか?」


「そうだね十分な広さになったから整地をしなくちゃね、重機を召喚して凸凹を無くした後に転圧させるよ。」


広くなった森に油圧ショベル、ブルドーザー、クローラーキャリア、グレーダー、ロードローラーを何台も召喚していく。いきなりここだけ日本の土木工事の風景だ。


テントを一度解除し、タブレット端末で各重機に範囲を指定し自動で作業させる。

ここにいると邪魔になるのでMRZR4で街道の方へ向かう。


要塞建設予定地は街道から遠くアクセスが悪いのでここから一直線に道を作ってしまう事にする。


後々車両を通行させる為にも4車線分くらいの幅で木々を伐採しなければならない、魔力を込める際に扇状では無く直線を想像しながらショートソードを振る。


切り倒した瞬間にストレージに仕舞い火属性も乗せているので切り株も燃えていくのでマジックをしている気分だ。


こちらはほとんど平面なのでグレーダーとロードローラーのみで転圧を施行していく、街道は石畳でしっかりしているのでその高さに合わせて道を作っていき街道側の転圧が完了している境界線に進入禁止のバリケードを設置してから魔物狩りに向かう。


偵察情報からオークが増えているようなのでオークをメインに狩っていく集落の手前100mで止まりMAWLに弾を装填し二人に伝える。


「オークの腹に2発以上頭には1発以上撃ちこんでね、性欲が強いし女の子を見たら仲間を犠牲にしてでも襲ってくるから確実に殺していこう。」


その前にMGL-140を召喚し高性能炸薬弾(HE)を装填しその威力に似合わずポンッと音を立て6発が宙を舞う、すぐにロックを解除し爆発音を聞きながら空薬莢を落とし装填、射撃を合計三回繰り返してMGL-140を解除しMAWLに持ち替える。


その後はどでかい腹にJHPを叩き込み三人で殲滅していく。

ソフィアはMAWLを使いこなし沢山のオークが死んでいく、ダブルタップでバイタルゾーンを撃ち痛みで硬直する中頭蓋骨を貫通した弾頭が脳組織を破壊し思考をすることがないモノになった。


ゴブリンより大きい魔石ををナイフで抉り出し、死体は魔法で燃やす。

100匹以上オークがいたようでこんなに一か所でいる事はないはずだとソフィアは言っていた。


「それじゃ帰ろうか。」  「「お風呂入りたいです~!」」


すっかり慣れている二人と帰路に就く。

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