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オタク異世界を満喫する  作者: ニンジャ
一章 女神と天使と銃
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事後処理と令嬢

2人目のヒロインですわ。

イシュタル様との話も終わり馬車の方へ向かう、勿論スーツに着替えて。


近づくと警戒している騎士がこちらを見て抜刀しようとしていた。

アイリスが応急処置している騎士に伝えたようですぐに警戒が解かれた。


「ご主人様お疲れ様です。首尾はどうですか?」


「やはり日本人らしい。王国の方でイシュタル様が関知しない召喚があってその中の一人のようだ。」


「なるほど。こちらがセレーナ王国第一師団師団長直属中隊中隊長のジェームズ・キャンベル・オーモンドさんです。」


先ほど応急処置されていた人が中隊長さんのようでこちらを向いた。


「先ほど紹介いただいた中隊長のジェームズ・キャンベル・オーモンドだ。危ないところを助太刀感謝する。気安くジェームズと呼んでくれ。」


「ジェームズさん、私はアイリスの主人のシズクと申します。危険だと思ってお手伝いしたまでです、私のことは呼び捨てで構いませんのでよろしくお願いします。」


「流石に命の恩人に呼び捨てはできない。ではシズク殿こちらこそよろしく。」


ジェームズさんと握手をして今回の顛末について情報を共有する。


「ジェームズさん、今回の襲撃は人為的なものです。アンデットを使役していたネクロマンサーがいました、尋問できたほうが良かったのですが危険性が高かったので始末しました。ご確認ください。」


そう言って遺体収納袋を取り出し、カードも渡す。


「こいつは第一王子が大規模召喚で召喚した異世界人の一人ではないか。なぜこやつがここにいるんだ?」


「大規模召喚とはなんでしょうか?」


「それは半年ほど前、第一王子が禁術である召喚魔法を復活させ異世界の高校という教育機関から40人ほどの異世界人を召喚したのだ。魔族領に攻め入る為にと無関係な若者を召喚するなど王族としてあってはならないことだ…失言だな聞かなかったことにしてくれ。」


「私は何も聞いていませんよ。」


「すまぬシズク殿。そうして私の部隊も異世界人を鍛えるために教育した中の一人であろう。」


「なるほどお話ありがとうございます。なぜジェームズさんはこんな所におられたのですか?」


後ろから足音が聞こえた。


「オーモンド様ほんのすこしいいですの?そちらの殿方とお話をしたいのですけれども。」


振り向くとさっき戦っていた美少女が従者を連れてやってきた。


「大丈夫です。下がっておりますのでお話しください。」


そう言ってジェームズさんは下がっていった。

美少女のほうを見る。金髪でハーフアップで、動作一つ一つに気品を感じる。カーテシーをしながら


「ごきげんよう。お目にかかれてうれしうございますわ。

わたくしはセレーナ王国オクセンシェルナ公爵家令嬢のソフィア・オクセンシェルナと申します。ソフィアとよんでくださる?以後、お見知りおきを。先ほどの援護は助かりましたわ。貴方の名前を聞いてもよろしいですの?」


「ソフィア様、私はシズクと申します。姓はございません、お好きに呼んでください。」


「それならシズク様とお呼びしますわ。

先程のお話の続きで王国領で異常発生なさる魔物の為に庭師をしてきた終わりに襲われましたの。普段いるはずのないデュラハンまで出てきておかしいとは思っていましたけど第一王子殿下が召喚した異世界人の一人でしたのね。」


「ソフィア様は剣の扱いがお上手ですね。素人目で見ても剣技には惚れ惚れしました。」


「ありがとう存じます、剣は嗜む程度ですの。それよりもシズク様は魔術職ですの?わたくし目に自信はありますの、でもお見えになりませんでしたわ。高位の魔術師だとお見受けしますわ。」


「厳密には違いますが魔道具のようなものを得物にしております。このまま王都にお戻りに?」


「そうですわ王都に行くのならよかったらシズク様も馬車にお乗りになって?」


グイグイ言われるまま馬車に乗せられそうになる。アイリスに目配せして王都に決めた事を伝える。


「アイリスさんでいいですのね?貴女にもぜひお話をお聞きになりたいわ、武装はそのままお付けになったままで結構ですわよ。」


馬車の中は貴族が乗るものなので装飾だけでなく乗り心地も良く席がふかふかだ。

シートをフニフニしているとソフィア様が笑っていた。


「シズク様にもお可愛いところがありますのね。」


またやってしまった、すごく顔が赤くなっているだろう。


「シズク様は黒髪で王国で見ませんですわよろしければご出身を聞いてもよろしい?」


ここで何処まで話すことにするか迷った。

転生者のこと、イシュタル様の使徒であること何処まで話して良いことか。しかし現地の聖女の方には神託がいっているのでどのみち分かってしまう事だ。


「ご主人様、話してしまっても構わないと思います。あと少しすれば聖女様御一行がやってまいりますので。」


え、聖女さんこっち来るの!!!!!!初耳なんだが。

多分そのうち聖女が出ます。シスター繋がりでブルアカのマリーちゃんを調べてみてください可愛いです。

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― 新着の感想 ―
[一言] 調子こいてる日本人?を処刑するならどのみち隠してても良いことないがな(笑)
2022/02/08 11:14 退会済み
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