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オタク異世界を満喫する  作者: ニンジャ
一章 女神と天使と銃
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魔物狩りと現実

やっぱりムズイね書くの

Galaxy S20 TEで偵察衛星アクセスする。自分の位置にアイコンが表示されグリットが重なる、ここから北北西15KMの方に大きな街道が見える。

このまま北上すれば王都の衛星都市に行けそうだ。


南の方にスワイプすると大森林が広がっている。

そっちに行けば魔物は居そうだ。


より細かく偵察するために無人航空機(UAV)のRQ-4 グローバルホークを召喚する。

さすがに大型で魔力がガッツリ持っていかれる、まるで貧血の時のような倦怠感に襲われるが少ししたら治ってきた。


滑走路は無いので空中に召喚しようとした事も関係しているだろう。


グローバルホークは米軍が使用する無人偵察機で電子光学/赤外線により高解像度、広範囲に監視することが出来る。

Latitude 12 Ruggedタブレットを召喚しRQ-4に接続する。


南の方を捜索すると、沢山の熱源を発見した。

電子光学に切り替えるとゴブリンやオーク等といったファンタジーもので見た事ある奴らがいた。

後は自動操縦にして監視してもらう。


「アイリスここから40KM南に魔物がいたんだけど狩りに行こうか?」


「分かりました。」


40KMを徒歩で行く訳にはいかないので乗り物を出す。

小型軽量オフロード車のMRZR4を召喚する。

全地形対応車でどんな悪路でも走れる。


体が汚れるのでマルチカムのBDUを2着召喚し、着る。

ヘルメット、プレキャリ、ファーストラインを装備し、P320をホルスターに、LVAWにセーフティをかけておく。


車両に乗り込みタブレットを固定する。


「目標の手前1KM辺りで下車して、狩りを始めよう。」


「最初はMSRで数を減らすんですね?」


「そうだね、極力安全に倒していきたいから。」


そこまで起伏が無かったので1時間と少しで到着した。

マットを敷いて双眼鏡を覗く。


「1000M先にゴブリンの集落があるね、あそこを狩ろうか。」


「集落の周りにけんや防具などが朽ちてますね。人を襲っていたんですかね?」


「小説だとモンスターみたいに扱われるけどもう少し観察してみよう。」


「了解しました。」


1時間程監視をしたが動きが無いのでイシュタル様に聞いてみる。端末を取り出し呼び出す。


「ゴブリンは狩ってしまって良いんでしょうか?」


「ええ魔物を狩ってちょうだい。最近数が増えてきて現地の冒険者だけでは対処できないのよ。端末に魔物図鑑を送っておくわ、有効活用して。」


「ありがとうございます。イシュタル様また何かあったら連絡します。」


「イシュタル様から許可が出たから準備しようか。」


その場にMSRと残りのスポッター装備一式を用意する。

セッティングをして準備する。

ついでに上空のRQ-4をこっちに近づけさせ監視する。


櫓が1つに集落を囲うように塀が設置してある。

見張りは櫓に2匹と門に2匹で警備はザルのようだ、集落は木と土で作ったような家が何十軒か建っておりゴブリンが出入りしている。


「見た感じ200匹くらい居るね、ささっと片付けちゃおう。」


「はい、分かりました。うん?ちょっと待ってください!人がいます。」


すぐに偵察機と双眼鏡で確認するとゴブリン以外の人影がいた。囚われているようだ。


「すぐに作戦を開始しよう。最初に警備を倒した後LVAWで隠密しながら消していくよ。」


MSRを櫓の方に向ける。レーザー距離計で距離を測り伝える。


「目標距離980M。」


「980M了解、風速北1mph。」


「アップ8.4 ファイヤ」


1匹目のゴブリンに当てるとすぐにボルトを引き次弾装填、もう一度撃つ。


「次に門警備のゴブリン目標距離950M。」


「950M了解、風速北北西2mph。」


「アップ8.0 、レフト0.2 ファイヤ」


倒れたゴブリンにもう1匹が近づくのでその間に装填を済ませ撃つ。


「全対象沈黙しました。お疲れ様ですご主人様では行きましょうか。」


「了解。行こうか。」


LVAWのセーフティを解除して集落に進む、プレキャリに固定した端末から映像を見る。

建物から出たゴブリンはいないようだ。

一軒一軒クリアリングしながら無力化していく、人型のせいで忌避感を覚えるが因果応報だと思って射殺する。


残り二軒に差し掛かったころ、突入する家から悲鳴が聞こえた。アイリスが顔色を変えて先に入ろうとするので、カバーする。中のゴブリンを全て倒すと人間の女性が数人凌辱されていた。


「ころ、殺してください。」


「奴らに穢されてもう生きていけません。」


他の女性も虚ろな目で虚空を眺めていた。いざファンタジーが現実になるとこうも酷い話なのか。

アイリスが震えたまま固まっている。

端末でイシュタル様に連絡する。


「イシュタル様今からゴブリンに穢されてしまった女性を楽にするのでそちらの世界で癒してあげてください。」


「分かったわ、でも無理をしないように。」


「ありがとうございます。」


通話を切るとホルスターからP320を取り出す。


「今楽にしますからね。女神様にあちらの世界で癒してもらえるように頼んでおきました。」


「あ、ありがとう。まるで天使様ね、、」


目を瞑ったのを確認して一発で楽にしていく。

遺体収納袋を召喚し、一人ひとり丁寧に入れていく。アイリスも泣きながら手伝いをしてくれる。


「あともう一軒残っている。それが終わったら彼女らを火葬しよう。」


「は、はい。彼女たちの為にも終わらせましょう。」

次は本格的な戦闘シーンを書いてみます(予定)

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