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詩集

僕らと君

作者: みかづキ

俺は見ている


仕掛けられた落とし穴

泥だらけの顔


顔も知らぬ誰かの悪戯に

少しばかりため息を吐き


そんな醜態を晒す

そんな君の姿勢を



私は聞いている


想い他人に告白を

九十九日の勇気


全てが崩れ去れば

泣き声が響き渡る教室


そんな醜態を晒す

そんな君の状況を



僕は知っている


仕向けられた屋上

あと一日の勇気


顔も知らぬ誰かの為に

全てを崩したい思いを胸に

少しばかりのため息を吐くと

誰かの泣き声を聞きながら


そんな醜態を隠す

そんな君の――


姿勢を

状況を

心情を




ほら見たまえ

血反吐を吐く君の姿は

なんとも滑稽だろう?

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― 新着の感想 ―
[一言] だが、それが そのこっけいなすがたこそが うつくしい
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