01. 女神に会う
ちょっと短いかもしれません
「うーんここはどこだ?俺は、確か女の子を強盗からかばったんじゃ?」
俺は、真っ白などこまでも続く不思議な空間にいた。上は、どこまでも続いているようだ。
周りは、ただただ広く先が遠くまで広がっている。
俺は、あたりを見渡したが何もいなかった。
「気づいたの?」
いきなり、さっきまで何もなかったはずなのに、声が聞こえてきた。
「誰だ!」
俺の前にいきなり、霧が現れ、人が現れた。
その人は、絶世の美女かと思うくらい美しく、神々しい光をまとっていた。
「私はヘーラー結婚、貞操、母性を司る女神よ護くん」
そして、ヘーラーと名乗った自称女神は、俺の名を何故か知っていた、何故知っている?
「私は自称ではなく本物の女神よ!それと名を知ってるのはこれから転生してもらうからよ」
「な、心が読めるのか?」
「ええ。神だものそれくらいできるわ」
自称ではなかったのか?まぁいいか。それより何やら
色々信じがたい話が聞こえたな
「おい転生とはどういうことだ
元の世界には戻れないのか?」
「えぇ、元の世界には戻れないのあなたは、死んでしまったから。そして、転生はそのままの意味よ、別の世界、あなたの世界で言う異世界転生みたいなものよ」
異世界転生がまさか、自分に起きるとは
護はちょっとの期待と、わくわくと、不安を抱えていた
「なぜ、俺なんだ他にもいただろう?」
そうなのだ他にも死んだやつは、いただろう。なぜ俺なんだ?
「それはあなたの魂が、どこか普通とは違う感じだからよ」
「普通とは違う?それは、一体どうゆうことなんだ?」
「うーん、なんてゆえばいいかしら、普通の魂は、一旦死んだら魂に何回生まれ変わったか、見えるのよ。
でも、あなたの魂は、それが見えないの。女神の中でも上位の神である私でもよ。こんな魂は、普通ないわだから、普通じゃないのよ」
「なるほど、よくは、分からんがまぁいい。それより異世界に行って俺は、何をすればいいんだ?」
「あなたは、自由に生きてくれればいいわ。それこそ
魔王を倒すもよし、そのまま平和に暮らすもよしよ」
「魔王がいるのか?!」
「ええ、魔王と言っても今の魔王は、それほど活発な人族に敵対って感じでもないけど」
「今のってことは、前にもいたのか?」
「えぇ、でも魔王になるのって大体長命な種族だし、魔族だけじゃなくて魔物が進化してなるのもいるから、だいたい今は、50代目くらいね
まぁ魔王は、力が強いものがなるものだから、代々受け継がれるものじゃないけど。あ、あとちなみに魔王って1人だけじゃなくて3人魔王いるのよね」
「え!魔王って3人もいんのかよ。しかも、魔王がいるってことは勇者とかもいるのか?」
「えぇ、でも人類に敵対してない時の魔王の時は、いないけどね。だいたい勇者が、最初に召喚されてから今まで召喚された勇者は、5人くらいしかいないわ。だから、だいたいの魔王は、人類に敵対しないから安全ね。最後に召喚された勇者ももう200年くらい前だしね」
なんか、思ってた魔王とは違うな
「だからこの世界じゃ、魔族と人族は、いがみ合ってないわまぁ積極的に交流もしないけど」
「ちなみに、俺その世界のこと何にも知らないんだが?」
「それなら大丈夫。今だいたい教えちゃうから」
「あぁ頼む。じゃあさっそく教えてくれ」
「まず、異世界のある星の名前から教えるわ。クロニクルっていう星で、地球のだいたい3倍くらいの大きさね。
あなたの転生する国は、サーラトス王国って言って初代勇者が、興した国ね。
他にも、魔王が治める魔族の国
ちなみに魔王3人とも、 違う国を治めているわ。
エルフが治めるエルフの国
天空族の治める天空の国
獣人族の治める獣人の国
ドワーフの治めるドワーフの国
それ以外にもあるけど、大体このくらいね。
お金の単位は、
小銅貨=10円
大銅貨=100円
小銀貨=1000円
大銀貨=5000円
小金貨=1万
大金貨=10万
白金貨=100円
大白金貨=1000万円
という感じになってるわ。 まぁ白金貨とかは、 商人か、国の金庫に保管されてるわとまぁ
こんな感じかな。
あ、あと精霊もいるわ」
「おう。ありがとうな」
「それと身体能力を高くして、あとちょっとステータスのスキルを授けるわ」
「今からあげるけどそれは、転生したらステータスオープンって心の中で言ってみて」
「わかった」
「じゃあ、もうそろそろ転生させるわよ」
「ああ」
そっから俺の体は、白く光り始め、穴のようなところに落ちる感じで吸い込まれていった
・・・・あぁ不思議な感じだ
そういえば父さんと、母さん、翔は、元気してっかなぁ
ついでに吉川もだな
そう思いながら神界から護は消えていった
「さっきの子、護って言ったかしら?昔の善神と、邪神の第三次神魔大戦で、戦い、消えてしまった超越神カオス様を感じたような気がしたんだけど。カオス様......
やだ、思い出したら涙が出そうになっちゃったわ。そうよいるわけないわ。気のせいよね」
女神は、そう言って、神界を後にした。そして女神が
去った後の神界は、まるでさっきまで、人がいたとは思えないほど、静かだった。
次は護誕生です!