12.狼が人化した!?
さっきからずっと歩いているが、何もない
あるのは、木、木、木 それしかない。
相変わらず、生き物は、いないし、あれから魔物にも出会わない
「いやー、それにしてもほんとに、何もいないな」
「がう?」
「なぁー、そういえばさ、おまえに名前なくねぇか?」
そういえば、この狼に名前をつけてないことに気づいた
「がうがう!」
「え、おまえも名前が欲しい?よし!じゃあ俺が名前を今からつけてやる」
「がうがうー!」
だんだんと、こいつの言葉がわかるようになってきた
テイムマスターのおかげかもしれないな
「よし、何がいいかなぁ?」
そうやって、悩んでいると、1ついい名前が思いついた
「お、これなんかどうだ?真っ白な毛並みだから『銀』なんてどうだ?」
まぁ、真っ白で銀色じゃないが銀色に見えるだろう
「がうがう!」
「え、いい名前だ。だってよし、気に入ってもらえたみたいだし、これからおまえは、銀だ!」
「がう!」
そうして名前をつけたすると、銀の体が光り始めた
「おい!どうなってんだ、銀大丈夫か!」
俺がそう言うと、
「がぅ!」
と、大丈夫そうな声が聞こえたので、ひとまずホッとする
(それにしても、なんだよ銀の体から出てる光は?)
と、そんなことを考えていると、光が徐々に徐々に収
まってきた。そして、ついには、光が消えたので目を
光の発してたところに向けると、そこには、信じられない光景が広がっていた。
「いや、銀は、どこいった?というかあんた、誰?」
そうなのだ、銀が消えて、銀がいた場所には、犬耳?
のようなものが生えていて、髪は、銀と同じ見る角度
によって、見え方の違う白い髪長さは、肩くらい、
目は切れ長で、目の色は赤色、鼻筋は通っている。
身長が170㎝くらいあるから、可愛いというよりも、綺麗な感じの美少女がいた。
「わたしは、銀。主さま、忘れちゃったの?」
と、めちゃくちゃ悲しそうな感じで見つめられた
「いやいや、銀?!だってさっきまで狼だったじゃん
しかも、急に人間になったし、しかも生まれたばかりなのになんでそんなでかくなってんの?!」
「それは、主さまが、名前つけてくれたから?」
しかもなんか、キャラが狼の時と、ちがくね?
狼の時の銀は、元気な感じだったのに、なんで人間になると、口数減るの?
「いや、俺に聞かれても」
「わたしたちの種族、大きさある程度変えられる
生まれた時から、だいたい成熟してる。」
「そうなの?」
「そう。主さまに抱っこされてたいから、小さくなってただけ」
ええー、俺に抱っこされたいから小さくなってたのかよ
たしかに今の俺は、体がまだ小さい。今の銀と比べると、頭2個くらい違う。
「なんか狼の時とキャラが違くない?」
ついに、聞いてしまった。どうしても気になったから、まぁいいよね気になったんだし
「それは、主さまが元気な方が好きかと思って」
そんな理由かい!可愛いなーおい!
「ところで、なんで主さまなんだ?」
さっきから気になっていたが、なんで主さまって呼ぶんだろ?
「だって、わたしテイムされてるし、主さまのほうが好きだから」
え、テイムされてる?いつテイムしたっけ?まさか、あの母狼に託すって言われて引き受けた時か!
「なるほど、まぁなんで人化したかは、わからんけど家帰って調べればいいか。今は、女神の言ってた、神が落とした、なんかを探しに行くぞ」
「わかった。主さま」
「ちょっといい?主さまって呼ぶのやめない?」
なんか、こんな子供(見た目は)を主さまって呼ぶ
美少女(見た目は17歳くらい)は、ちょっと恥ずかしい
「主さま、わたしに呼ばれるの、いや?」
と、めちゃくちゃ悲しそうな、目が潤んでる顔で言われたので、慌てて否定した
「全然大丈夫!もういっぱい呼んでくれ」
そういうと、パァっと顔が明るくなり嬉しそうに
「わかった」
と言った
(いや、その顔は、反則よ。)
と思いながらも、森の奥に進んで行った
しばらくして、なんかでかい洞窟があった
「なぁ、ここの洞窟入ってみようか」
「主さまが行くなら、行く」
銀は、そう言った
「じゃあ、行くか」
そして、洞窟の中に入っていった
「おぉ、中もなかなか広いなー」
「うん、広い」
そう言っていると、またもや俺の、無属性第3階位魔法 気配察知、魔力探知、に何か反応があった
「主さま、何かくる」
「あぁ、銀も気づいていたか」
そうこうしているうちに、反応が近づいてきた。
「来る!」
そう言って、俺は、短剣を抜いて思い出した
(あ、さっきのクマで刀身が折れたんだった
くそー、まぁいい魔法で対処しよう)
一方銀は、どこからともなく爪につける武器を出して、手につけていた
「よし、きたぞ」
そう言った途端にコウモリのような魔物(のちに ケイブバット)が100匹ほどで飛んできた
(ここで、火の魔法を使うと、俺たちまで燃えかねない。となると、風の魔法でいいか)
そう結論付け風魔法を使う
「風魔法第4階位魔法ストームカッター!」
するとだいたい、100匹くらいいたが今のでだいぶ削れた
「おい!銀大丈夫か!」
俺は、銀に声を掛けた。そして銀のほうを見ると残りのコウモリは、全て倒していた
「大丈夫。主さまも大丈夫?」
「あぁ大丈夫だ。先を急ごう」
まぁ急ぐ理由は、あまりないが、血の匂いにほかの魔物が来るかもしれないしな。長居は、禁物だ
それから、いくつか魔物が襲ってきたが、全て倒して
一応、あの石ころが出てきたから拾えるだけ拾ってきた
「この洞窟、長すぎねぇか。もうかれこれ1時間は、入ってるぞ」
仕方ない。
あれを使うか
「無属性魔法、闇魔法第7階位混合魔法 全方位感知」
この魔法で、立体的にこの洞窟の全体を把握できる
「まだ序盤かよ。うん?なんだ?奥にすごい広い広場みたいなとこがあって、その奥には、扉があるな。
だが、そこから先は、俺のこの魔法ですら見えないだと。何があるんだ一体」
「主さま、あとどのくらいでこの洞窟、終わる?」
「あぁ、あとざっと3時間くらいかかるな」
うーん。やばいな、このままだと父さんたちに俺がいないのバレちゃうな。一旦帰るか?いや、そうだ!
「よし、いいこと思いついたぞ。魔法でこの洞窟の中の時間の進む時間を遅くしよう」
「そんなこと、できるの?」
「あぁ、多分できるはずだ」
そうと決まれば、やるか
「時魔法第12階位魔法 時間操作」
そう言ったがあまり変わらない
だが、ここでの時間が1時間くらい進んでも、外の時間は1秒くらいしか進まない
「さて、先に進むか」
「うん。いこ、主さま」
そう言い、先を急ぐのだった
最後までご精読いただきありがとうございまし
た。
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