プロローグ
「ふぁーあ」
そう言ってベッドから起き上がった。
まだ朝日が昇っておらず、時計を見ると、いつも通りの、5時に起きられた。
「よし!今日も、いつもの日課をやるか!」
まず顔を洗いに下へ降りる。
まだ家族は、起きていないようだ。まぁいつも起きてないが。
「まずは、腕立て500回だな」
そう言って、腕立て伏せを500回15分ほどで終わらせる。
「次は、腹筋500回だな」
今度は、腹筋をまた同じくらいの時間で終わらせた。
それから素振り1000回を始めて、全ての鍛錬が終わったのは、7時くらいのことだった。
「お疲れさん」
「お疲れ様」
「兄さん、おつかれ」
と、家族がもう起きていて、そう声をかけてきた
「みんなもう、起きてたのか」
と俺が言うと、
「まぁいつもどおりよね」
と、母さんが言ってきた
「たしかにね」
「ほら朝ごはんできてるから、食べちゃいなさい」
「わかったよ」
それからまず、最初に家を出るのが父さんだ
「それじゃ、言ってくるよ」
「あなた行ってらっしゃい」
「「行ってらっしゃい」」
と、俺たちが言った後父さんは、手を振って会社に行った。
次に家を出るのが俺だ
「じゃあ行ってくる」
「えぇ、行ってらっしゃい」
「兄さん、行ってらっしゃい」
と言われて学校に向かう
俺の通ってる学校は、私立天王寺学園と言って、マンモス高校だ。
人数が1500人以上いるので校舎もでかい。
ちなみに俺がこの高校を選んだのは、単純に、家から近いからだ
そうこうしているうちに、学校に着いた
「おーい、護!」
「なんだよ。吉川」
こいつは、俺と同じ高校で、中学から同じ、吉川 明彦という奴だ。
いわば、腐れ縁だ。
「そう冷たくすんなよ〜このこの」
という感じで、たまにうざい
「やめろって、でなんだよ」
「いやーなんとなく?って感じかな」
と言って、吉川は、笑った
「まぁとにかく、一緒に教室いこうぜ!」
「あぁ、いいよ」
そう話し合って教室へと、向かった。
「じゃあ、またな〜」
「おう」
そう言って、席が遠いので、別れた
キーンコーンカーンコーン
と言うチャイムが鳴ってちょうど朝のホームルームの時間のようだ
(まぁ、俺は、いつも通り寝てるだけだけど)
そう言って、机に突っ伏して寝た
「おい、おい!起きろよ 護!」
というような声がしてはっ!と起きた
「なんだ。吉川か」
「なんだ、その残念そうな感じ」
と、吉川は、不満そうな顔で言った
「まぁいいや。飯食おうぜ」
「もうそんな時間か」
どうやら寝すぎて4時間目まで寝ていたようだ
「おまえさぁ寝すぎ!」
「仕方ないだろ。眠いんだから」
というような会話をしながら、ご飯を食べた
「次は、寝るなよな」
「わかったわかった」
「ほんとかよ」
と、吉川は、疑うような顔で、自分の席に戻っていった。
それからギリギリ起きていたが内容は、覚えてない
「やっと帰れる」
「いいよなー帰宅部は、早く帰れて」
こいつは、運動部で、バスケ部だから帰れない
「じゃあやめればいいじゃん」
「いやー俺みたいなエースは、やめられないのよー」
そう、こいつは、バスケ部の、エースなのだ。中学の時から運動神経は、良かったからな
「そうか、じゃあな」
「おう」
そう言って俺は、学校の門を出た
「あーアチ〜な」
今は、夏真っ盛り、あと少しで夏休みだ
「アイスでも買うか」
と、コンビニに入った
「よし、このすきみ大福でいいか」
そう言ってレジに並ぼうとした時
「おい!大人しくして金を出せ!」
と言う声が聞こえてきた
「は、はい!少々お待ちください!」
どうやら、強盗のようだ
「おい!さっさとしねーか!早くしねーと、こいつで脳天ぶち抜くぞ!」
と、拳銃を手に店員に向けていた
「ひぃー!ま、ま、まってください!」
俺は、強盗を抑えようと、静かに背後によって、捕まえた
「おい!なんだてメェー!」
と暴れる強盗、そして気絶させようとした時だった。
小さな女の子に拳銃の銃口が向けられ、さらに、暴れている強盗が拳銃の引き金を、引こうとしたのがわかった。
俺は、咄嗟に自分の体で女の子を守り、強盗を気絶させたが、運悪く血管の太いところを撃たれたようで、血が止まらない
「きゃー!」
「きゅ、救急車を早く!」
「お兄ちゃん!大丈夫?!」
などと、言っているがだんだんと聞こえなくなってきた
(もうダメだろうな)
そう思った
そして、目の前が真っ暗になっていった
はじめての小説なので誤字脱字が多いかもしれないけど暖かい目でご覧ください
感想などいっぱい書いて指摘してくだされば幸いです
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最後までご精読いただきありがとうございました。
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