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23話 リズの大暴走

今回は少しラブラブ要素多めにしました。

「……お兄様の味がします。」いろいろとまずい発言と行動をして周りの注目を一気に浴びてすごくいたたまれなくなり、胃がキリキリとすごく痛くなる。


「ちょっとリズ!外では駄目だって」だいぶ焦っていたせいで家では常にやってるみたいな言い方になってしまいさらに注目を集め、周りが顔を赤くしたことに気づきさらに胃がキリキリする。

やばい、こんなこと言ったらリズに引かれるよな…

ん?なんかちょっと待ってって聞こえた気が…


「お、お兄様…」やっぱり…「もう我慢できません!」と言って抱きついてきた。「っ//!?」あぁ、まずい皆がずっと見てるし、なんか恨み言が聞こえるし、恥ずかしすぎる。「あ〜もうリズちょっと後でお仕置き」とリズを軽く咎める。そして

「おじさん、ありがと美味しかったよ」と言って代金を払いリズの手を引き逃げるように店を後にする。

さすがに居づらすぎる。しかもなんで皆こっち見るんだよ…


まだ顔に熱を帯びたままリズを連れて、少し歩いたところにある予定していた服屋に入る。


「ふぅ…リズ全く人前でもうやらないでね。恥ずかしいからさ。ほら、こんなことされたら恥ずかしいでしょ?」リズを抱き寄せて耳元で囁き頬にキスをする。


「キャッ、ひゃあ、っ//!?!?えっ、あ、え?」

「「「「「なっ!?」」」」」

リズが頬を押さえて後退り、顔を烈火のごとく火照らせ目に見えるほどうろたえだす。よし、お仕置きがてらもう少しイジメよう。こんな反応をされたらSな部分が刺激されてしまう。


「ふふ、可愛い反応」と言って耳筋をなぞるように撫でる。「「「「「なっ!?」」」」」さっきから何か聞こえるが気のせいだろう。

「はふぅん♡」変な声を出してその場に崩れ落ちる。

目がハートのかたちに見えるのは気のせいだろうか。


「お兄様…ごめんなさい。恥ずかしいです。なのでしばらくは控えますね…」と顔を赤らめもじもじしながら言ってくる。服屋にいる人が顔を赤らめこちらを見てくる。

え?何俺の妹?可愛すぎん?やばすぎる。


「あ、これリズに似合いそう」と言って話を逸らす。これ以上直視し続けたらリズの後光に焼かれてしまいそうだし、周りの視線で胃が壊れそうだからだ。


「ほんとですね。着替えてきますね。」試着室に入る。しばらく待っておくか。なんか今日はリズに振り回されてばっかな気がする…だからさっきのは些細な仕返しのつもりだ。ふふっ、リズの反応結構面白かったな…





「はぁ…はぁ…あ、危なかった〜」お兄様急にあんな事するなんて…全く大胆ですね。危うく私の理性が崩壊するところでした。流石にここで崩壊するわけにもいかずなけなしの理性で何とか留めることができました…

リズはいつでもいいと言ったのですが、やっとその気になってくれたのでしょうか…


まぁ、お兄様に限ってそんなことはないでしょう。

それにしても、今日はラッキーな日です。お兄様が世間知らずの天然のお陰で合法的にセクハ…ゴホン…おさわりがたくさんできました。

キスも後少しで出来そうでしたが…流石に恥ずかしいので口の横で妥協しました。


お兄様が久しぶりに頬にキスしてくれました…今のうちに頬からお兄様の唾液を採取します。


懐から綿棒を取り出し頬にあてて採取する。採れるものはわずかだが、それでもリズにとっては宝物のようだ。試験管らしきものに入れて、大切に保管する。


…さすがにやばいよリズ…レノンが見てなくてよかったね。


幸運な方に計画は狂いましたが、ここまでは計画通りです。チンピラが来たときに怖い演技をすることでお兄様の庇護欲をそそり、モストじいさんの店ではご飯粒がついてないにしろお兄様の口の横にキスすることで周りの視線を集めお兄様の羞恥心が耐えられない状況と私に対する何かしらのワンアクションを起こさせ見ていた勘違い女その1〜5に見せつけることに成功したので最後のが成功すればお兄様を大分意識させることはできるはず。待っててくださいね?お兄様♡





「どうですかお兄様?」と少し緊張して聞いてきたリズの服はなんと

「メ、メイド服!?」どうやら俺はメイド服をリズに渡していたようだ。

メイド服はフリルがたくさんついていてスカートが長めであまり肌を見せないタイプだが、落ち着いた雰囲気とフリルがたくさんついたギャップとリズの可愛さが相まってすごくベストマッチしている。このメイドに給仕される男は脳死すること間違いなしだ(シスコン目線)


「リ、リズ……」「やっぱり…似合いま、」「とっても可愛いよ!俺にメイド好きの趣味はないけどリズが来たら格別だよ。可愛すぎて直視できない。」声が大かったのかまたもや周りの注目を浴びてしまう。


「そこまで言ってくれるなら、じゃあ、これとあとそれ買いますね」と言ってメイド服の他に俺から好感触だった服を10着ほど選ぶ。そして、すっと取り上げて俺が代金を払う。


「「「「「「キュン…」」」」」」なんか今変な音したけどさっきからホントなんなんだ一体?


俺もリズに半ば強引に服を着せられ、少し恥ずかしながらも着た服を見せると、なぜか鼻血を吹いていた。

そして、俺もびっくりするくらいの速さで速攻で買っていた。そこまでに合うとは思えないけど…


買い終わって服屋を出る。結構買ったな…それにしてもなんで、あんな服を着せたいと思ったのだろう?

あ、そういえばリズにプレゼント買ってあげようと思ってたんだった

「リズ少し待ってて」と言ってリズを待たせジュエリーショップに駆け込む


前見た、リズと俺の瞳と同じ赤い色の宝石があしらわれたネックレスを見つけたんだよな…結構前だったから今もあるかな?店員さんに聞いてみるか…


「すみませーん。」と言うと「はいはーい」という返事とともに猫耳の獣人がやってくる。耳がとてもふわふわしていて触り心地が良さそうだ


「何か御用にゃ?」と聞いてきたので「赤い宝石のネックレスってまだありますか?」尋ねると

「あ!ちょうど今在庫整理していてありますにゃ」

と言って持ってきてくれた。「それ、プレゼント用にお願いします。」と言って箱をラッピングしてくれる。

「彼女さんですかにゃ?」ニヤニヤしながら聞いてきたが「いえ、妹にです。」とはにかみながら伝えると

「中のいい兄妹なんですにゃ~」と感心している。

「ありがとう!」と言って店を出るとき「綺麗な人間さんでしたにゃ。僕のコレクションに欲しいにゃ〜ブツブツ」と言っていたが急いでたので聞き返す暇は無かった。


それにしても猫の獣人なんて久しぶりに見たな…とっても触り心地の良さそうな尻尾と耳だったな…と思いながら急いで戻るとリズが居た。ただそれだけだが

リズの白髪と赤目の神秘的な見た目と綺麗な夜景でどこか荘厳で美しい雰囲気を醸し出している。思わず見とれてると

「あ、お兄様〜」手を振りながらこちらに駆け寄ってきた。


「ごめんねまたせて。」と言っていつも通り慣れた手つきでリズの頭を撫でる。これまた気持ちよさそうに目を細めるので、こっちまで嬉しくなってくる。


やっぱこのプレゼントで正解だな…この紅玉のような目にはよく似合うだろう。

「はいリズ。これプレゼントいつもありがとね。」と言って箱を取り出し「これからもよろしく」と言って渡す。


急にリズがわなわなと震えだし何かやってしまったのか?と俺が戸惑っていると 


「お兄様!ありがとうございます!これからもよろしくお願いします」と泣きながらこっちに駆け寄ってきて


「んぐっ!?」


なんとキスをしてきた。

リズ…まじで少し待て!やり過ぎだ!

そして、新たなヒロインの予感…?

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