13話 変態ブラコンVS拡大解釈2
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3人で帝都まで歩いたらいつの間にか夜になっていた。帝都に着いたら冒険者ギルドに行こうと思ったけど、夜も遅いし今日はそのまま家に帰ってまた明日行くことにした。ノアはお金を持ってないし、なんか騙されそうなので今日は家に泊めることにした。なぜかリズが不服そうだったが…
「お兄様!なんでこのかんちが…ゴホン、ノアさんを泊めるのですか?」大変ご立腹のようでこのように、何度も言ってくる。
「仕方ないだろ?ノアはお金もないし、なんか騙されそうだからさ」と、申し訳なさそうにいうと少し顔を赤くして、「しょ、しょうがないですね、今日だけですよ」と言って了承してくれた。
「は?何今のかわいすぎだろお兄様。あ〜最高すぎるお兄様の妹でよかった…ブツブツ」と何か言っていたが聞き取れなかった。
夕食はリズが作ってくれた。リズが作るご飯はいつも最高なんだよな…まじで、可愛くて、頭も良くて人当たりも良くて、優しくて、おまけに料理がとても上手い。こんな完璧な妹ほかを探しても見当たらない。まさに最高の妹だ。将来きっといいお嫁さんになるだろうね。まぁ、嫁に行くのは絶対に許さないけど、と自分の黒いところは気づかれないように心に収めてお
く。
「今日はステーキと、ポトフなど俺の好きなものばかりある。リズありがとう!とってもおいしいよ。」
世辞じゃなく心からの賛辞をリズに伝える。こういう事は言葉にして伝えたほうがお互いに嬉しいから。
だから俺は伝えたいことは伝えるようにしている。
リズは顔を火照らせて嬉しそうにもじもじしている。
「そんな…お兄様、お兄様のために尽くすなんて当たり前のことですよぅ」それが当たり前じゃないから尚更偉いんだよな…
「料理は、とても美味しい(ただの、ド変態ブラコンじゃないらしいね)」お、ノアもリズの料理が気に入ったみたいだ。
「ふふ、ありがとうございます。(トカゲのくせにお礼が言えるんですね)」ふふ、やっぱりノアとリズは仲良しみたいだ。
…いや、レノンさん思いっきり喧嘩してますやん。
◇
夕食を平らげて、皿洗いまでさせるのは申し訳ないと思い、皿洗いをしているリズを手伝う。
「お兄様…こうして、ならんで立って洗い物するのも久しぶりですね。」確かにそのとおりだ「確かに、だいたい50日くらいいなかったもんな」
「はい、正確には49日と9時間34分15秒ぶりですもんね。私寂しくて気が狂いそうでした。」よく覚えてるな寂しくさせてごめん本当に…「流石リズ、そんな事覚えてるなんてしっかりしてるね」そう言って頭を撫でる。とても気持ちよさそうな反応をするため、つい頭を撫でてしまう。甘えさせれなかった分たくさん撫でるし褒めまくる。
「なっ!?気を抜けばすぐに甘えるなんて…片時も離れずに監視するべきなのかな?ブツブツ」ノアが驚いたような声を出し急いで駆けてくる。
「ずるい!ずるい!私も撫でて!」はい、でました。子どもモードのノア。この状態のときは下手したら焦熱形態よりも厄介かもしれない。……それは無い
こうなりゃ言うこと聞いてくれるまで、てこでも動かない。ならばやることは一つ。同じように撫でてあげる。
「しょうがないな…ほんとにノアは中身は子供だね」
悪態をついても、しっかり撫でてあげる。あ、角が引っかかって気持ちいいかも。
撫でるのが案外気持ちよくて無言でなでる。
「くっ…クソトカゲめ、何度も何度もお兄様に色目使いやがって。こっちが下手に出ればつけあがって…ブツブツ。あ、そうだ」なんかブツブツ言ってるの久しぶりに見たな…魔道具の新しい案でも思いついたのだろうか?
「お兄様、お風呂が沸きましたよ。」「お?沸くの早いね。沸かしてくれてありがとう」新しい魔道具だろうか?流石リズだ。俺がいない間も黙々と頑張って。
「おーい、ノア。今から風呂に入ってくるから適当にくつろいでてね」「キャッ//」リズをお姫様抱っこして着替えを持って風呂に行く。
「えー、それは私にも入れって言ってるのかな?どうしよう。まだ、番になってないのに、殿方と風呂に入るなんて…//ブツブツ」何言ってんだ…
ノアがまた、虚ろな目をしてブツブツと何か言ってる…何度目だろう、この感じ
◇
「あの、お兄様今日も一緒に入っていいですか?」ふふふ、まだまだリズも子供だな…そういうところも相変わらずだ。まぁ、兄妹で風呂に入るのは一般的だろう。
「分かったよ。久しぶりだもんね一緒に入ろうか」
だが、15歳とは言え流石にリズも大人に近づいている。お互い裸のまま入るわけにもいかず、タオルを巻いて風呂に入る。レノンさん?兄妹で風呂はいるのは常識じゃないよ?
髪を洗ってあげて、自分の体と髪を洗い終わったら、二人で湯船に浸かる。
「ふぅ〜久しぶりの風呂だ〜」「確かにそうですね。お兄様…無事でほんとによかった」泣きながらリズが抱きついてくる。あぁ、俺は死んでもいいって言ったけど、取り消す。この子のためにも俺はまだ死ねない。
「ごめんね…リズ。辛かったよね…」泣いているリズを優しく撫でて抱きしめ返す。
そうしているとふと、バーンと扉が開いた。
「レノーン!私も一緒に入る!」と言ってノアが入ってきた。いやいや、裸ですやん。しかし、流石はリズレノンの視界を手で隠し、ギリ見えてない。
「ノア!?」「え!?」「くそっ…」三者三様それぞれリアクションは違えど驚いている。…一人悪態をついた奴がいるが…
「え…レノン…どうしてリズと入ってるの?」と、至極まっとうな疑問を投げつけてくる。
「え?妹と入るのは普通だよ。ね?」「もちろん。そうに決まってますよ。お兄様リズは竜種なので世間一般の常識がズレてるだけですよ。」何言ってんねーんそんなわけ無いやろがい。しかし、この中に常識人がおらず、ド変態ブラコンと洗脳済みシスコンと思い込みが激しいドラゴンしかいないので、必然的におかしいのがノアになってしまう。
「え?これ私がおかしいの?」ノアの、常識が崩れている音がする…
「そんなことより、早くでてってくださいクソトカ…ゴホン、ノア。」リズがこれ見よがしにレノンに抱きついてノアをニチャアとねめつける。
「そんなわけには行かない。私はレノンに誘われたからね」え?誘ったっけ?
「まぁ、まぁ、いいじゃん2人ともせっかくだから二人でもっと交友を深めなよ。俺はもう上がるからさ」
湯船から上がり、ノアと入れ違えるように出る。
「くそっ…どうしてこんなことに…ノアのせいだ!」
「私こそレノンと一緒に入りたかった。ずるい!」
2人がなんか言い争いしてる。喧嘩するほど仲がいいって言うからな。
「2人とも喧嘩は程々に仲良くね。」とだけ声をかけておこう。俺は上がったら、魔力操作の訓練でもしておくかな…
「どうして、こんなことに。泣き落としでたくさんなでなでされながらお兄様の匂いを嗅ぎまくる予定だったのに…まさかの全裸で入ってくるなんて」
「レノンと風呂であんなことやこんなことをするつもりだったのに、まさかリズがいるなんて、しかも風呂でも匂い嗅いでるなんて…」
「「変態すぎるでしょ!」」どの口が言うとん
「「なっ!?なにおう」」なんだかんだ結構仲いいな。どちらともやべぇやつだし、惹かれるところがあるのだろう。知らんけど
風呂から上がった後は髪を乾かしてもらって、全力で甘えるリズとそれを後から割って入るノアという結構見慣れた構図が繰り広げられた。
今回のド変態ブラコンヤンデレと拡大解釈思い込み天井突破の対決はド変態ブラコンヤンデレの勝ち?のようだ。
リズ…やべぇ…レノンと風呂はいるなんてイカれてやがる
しかし、それは2人の間では当たり前のようだ。それに、ノアは今回敗北
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