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真面目に取り組んだ、初めてのテスト

中学2年間を不登校で過ごした息子。

中学3年生から登校を再開したものの、多くの日は0時間目から2時間目で早退する日々が続いていた。

そんな息子は、中学校生活で“真面目に取り組んだ末の定期テスト”や“実力テスト”といったものを、まったく経験していない。

もちろん受けたテストもあったけれど、全教科ではなかったり、事前に勉強をして臨むということはなかった。


そんな息子が、「大学入試のためにテスト慣れは必要」と自分で感じ、高校1年生になったこの春、模試を受けることに決めた。

そして今日、息子にとって初めてとなる“事前準備をして臨む模試”の日だった。


普段は目覚ましもかけず、時間ギリギリに行動し、私に起こしてもらうのが当たり前の息子。

そんな息子が今朝は、自分の携帯で目覚ましをかけ、時間にもゆとりをもって出発していった。


昨日は、普段通っているデッサン教室を休んでまで勉強していた。

正直、授業料がもったいないと感じてしまう私としては賛成しかねたけれど、今回は仕方がないと納得することにした。


模試から帰宅した息子は、達成感のある表情をしていた。

「テスト慣れしていないから解けなかった問題もあった」と言っていたけれど、それでも本人にとっては今後につながる良い経験になったようで、本当に良かったと思う。


息子が通うのは、通学型の通信制高校。

今もなお、不登校と向き合っているご家庭もたくさんある。

息子の場合、早熟だったこともあり、不登校を経て、本人の望む家庭環境を自分で手に入れたと話す。

中学の3年間で、大きな“自分改革”と“環境改革”を行ったように思う。

その環境には、私も含まれている。


不登校から抜け出す方法は、家庭ごとに違う。

私から言えることなんて、何もない。

親子のつながり方も、それぞれ違うと思う。


それでも、「我が子を信じる気持ち」だけは、共通していると信じている。

時には信用できない部分もあるかもしれないけれど、それでも自分が育ててきた子どもだからこそ、根っこの部分では“信じたい”と思うのだ。


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