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単価計算する私のジレンマ

習い事の一回あたりの単価が気になるのは、私だけだろうか。


息子は週に一度、隣の県にあるデッサン教室に通っている。

月謝は11,000円。交通費もそれなりにかかるが、息子には合っている教室だと思う。


美術系への進路を考えていた息子は、中3の途中から通い始めた。

けれど今は理系に進む予定で、息子はそのつもりで動いている。

それでもデッサン自体は好きなので、「習い事」として続けている。私も息子がやりたい限りは、それでいいと思っている。


問題は「休むこと」だ。

体調不良や学校行事なら仕方ないし、教室側に振替制度もある。

ただ、遠方ということもあって振替は現実的に難しい。

息子も、無理してまで一回分にしがみつくほどの意欲ではないらしい。


私はというと、習い事が始まるとつい「一回あたりの単価」や「1時間あたりの金額」を計算してしまう癖がある。

1回休むと数千円が消えていく感覚になって、「もったいない」と思ってしまう。


では、どんな理由なら休んでも私が納得できるのか。

たとえば、同窓会のような大人数の集まりならOK?

いつも会っている友達との予定ならNG?

こういう、自分の中の“お金との戦い”には、なかなか答えが出ない。


でも、息子が不登校だった時期を思い出すと、話は変わってくる。

引きこもり気味の時期なら、「せめて習い事の日くらいは外に出てほしい」と思った。

「じゃあ辞めたら?」と私が言ってしまうことで、唯一の外出の機会を奪ってしまうかもしれない。そう思うと、言葉にするのも躊躇してしまう。


中3の10月に通い始めたデッサン教室。

当時は、学校には毎日行くものの、1〜2時間目で早退する日が続いていた。

デッサン教室も休みがちだったが、それはそれで仕方ないと思えていた。


ちなみに、私の頭の中では「通える回数が少ない月は一回あたりの金額が高くなる」というイメージがある。

月4回行けるはずが2回しか行けなかったら、レッスン代は体感で倍になる。


高1の今、息子はだいぶ安定している。

だからこそ、私の中にも昔の「休まず行って当然」という感覚が自然と戻ってきてしまう。

もし息子がうっかりデッサンの日に友達との予定を入れていたとしたら、「気にせず行っておいで」とは、なかなか言いにくい。


私の中の答えは、まだ出ていない。


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