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理解してくれる人がいるということ
息子が中学生の頃、教育センターで教えてもらった話がある。
ずっと理解されず、腹立たしいことばかりが続いて、周囲の環境に不満を抱いていたとき。
ある瞬間ふと、「おかしいのは周りじゃなくて、自分なのかもしれない」と思うことがあるらしい。
それがいつ来るかは分からないし、一生来ないこともある。
でも、その瞬間が来たとき、人は深く悩むそうだ。
息子にその瞬間がすでに訪れていたのか、まだなのか、あるいは来ないのか。
それは分からない。
ただ、息子は自分の特性を受け入れているように見える。
一番仲の良い友達が、息子と似た思考を持っていて、
ふたりで話すことでお互いを理解し合えたように思う。
「中学校に行けないから行かない」にどこかで切り替わったようだが、周囲と自分について、何かしらの理解が深まったのかもしれない。
息子の心の中には、きっと私の想像を超える世界が詰まっている。
だから、本当のところは分からない。
ただ、私自身も「自分を理解してくれる人」がいることで救われた。
息子にも、そういう部分はあるんじゃないかと思っている。




