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そんな話してるんじゃない

息子は普通とはちょっと違う窓から世の中を見ている。


自分の考えを表現できるようになってからは、口撃力がすごい。

話していて話題が逸れると、「そんな話してるんじゃない」と注意される。

私は、仕事じゃないんだから多少ズレてもいいと思っているけど、息子にとっては本質から外れるのがどうにも許せないらしい。


もちろん、冗談やしょうもない話もよくする。

でも、本質に関わる話のときに私の返しがズレると、過敏に反応される。


常に本質に注目しながら会話をする息子は、読み解くのが得意。

中学の不登校の期間、勉強していなかったのに、現代文のテストは強い。

漫画は読んでも、活字の本は基本読まないし、文章も書かない。

それでも、会話の中で本質を見抜き、次の展開、その先の展開まで想像しながら話しているらしい。

実際にその通りになることもあるようだ。


私は「そんなに常に本質を考えてたら、疲れない?しんどくない?」と思ってしまう。

実際、不登校になり始めた頃は、そういうしんどさも訴えていた。


今は高校生。辛さを訴える代わりに、自分の能力の高さを自慢してくるようになった。

不安やしんどさが、自信につながったなら、それはそれでよかったのかもしれない。


調子に乗せてあげるのも大事だけど、ずっと自慢話を聞いているのは、正直ちょっと面倒くさい。


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