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盤上遊戯〜賽の目こそ、我が命。負ければ贄、肌は太鼓の皮となる

作者:はに丸
 紀元前六世紀、春秋時代。山西省に晋という国があった。

 晋の有力貴族の令息、荀罃(じゅん/おう)は教え子で弟分の士匄(しかい)に問い詰められる。
 楚との戦争で虜囚となったとき、なぜ自裁しなかったのか、と。
 荀罃は捕虜になる程度の恥辱で自裁しないと言った上で、生け捕りとなったときのことを語りだした。

 9年前。虜囚となった荀罃に、楚王は言い放った。

「古来からの取り決めにより、贄とし、汝を祖霊に捧げる。その皮を以て鼓を作り、その血を以て鼓の彩りとしよう。骨は廟に捧げられ、肉は宴に捧げられる」
 しかし、しかし
「我が臣がそちらの虜囚になっていることもある。汝を贄にするか、質にするか、遊戯で占おうではないか」

 運任せの盤上遊戯で、己の運命を切り開けるか。


※2500年くらい前の人間がひたすら卓ゲーしてる話です。
ノベルアップ+、カクヨムに掲載してますが、こちらのほうは数話を1話分にしてまとめています。
第1話 後日譚(前)
2024/08/18 21:38
第2話 敗戦
2024/08/19 16:40
第3話 盤上遊戯
2024/08/20 16:40
第5話 地の声
2024/08/22 16:40
第8話 梟、二羽
2024/08/25 16:40
第9話 器を作る
2024/08/26 16:40
第10話 蘇る梟
2024/08/27 16:40
第11話 祭りの後
2024/08/28 16:40
第12話 袋に潜み
2024/08/29 16:40
番外編 知音
2024/08/31 17:00
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