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【第二章開始】俺だけヘルモードな件~鬼畜難易度ですがその代わり確定レアドロップで最強です。病気の妹を治すために裏庭のダンジョンに潜りポーションを手に入れたい。借金一億あるけど余裕で返す  作者: そう
第1章 庭にダンジョンが出来たので冒険者になった

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第三十五話7月26日焼肉を食べよう(個人店)1


 今日は自分へのご褒美として、焼き肉屋に行く事にした。

前回のホルモン話は振りではないゾと、メタなこと考えながらバイクを飛ばす事約10分、反対車線に個人経営と思われる焼き肉屋、丑屋(うしや)と書かれた店を見つけた。



「よし、ここにしよう……」



 屋号の書かれた暖簾をくぐり、ガタガタと鳴く引き戸を開けて店内に入る。

年季の入った? 無煙ロースターが仕事をサボっているようで(ある意味、いい仕事しているともいえる)、ガツンっとニンニクが効いたタレ纏う、肉が焼ける良い匂いが鼻孔を(くすぐ)る。 

 その匂いを嗅ぐだけで、腹の虫が食べさせろ! とグゥと鳴いて意思表示をする。


「お一人様でよろしいでしょうか?」


 店員に案内され、やや小さな網が設置されているテーブル席に通される。



「牛タン、牛カルビ、牛ハラミに牛ロース、ライス大とオレンジジュース、それに牛テールスープと、このキャベツを一人前ずつお願いします」



 注文した商品が届くまで、スマホでニュースでも見てみよう。俺はネットテレビ番組をイヤフォンを付けて再生する。


 中年司会者男性の横にいる年若い綺麗系の女性アナウンサーが原稿を読み上げる。


「ああ、ミリオネ屋か……ワイドナショー型のニュース番組好きじゃないんだよね……」


(ワイドナショー型の番組では、コメンティターとかいうどうでもいい存在の講釈を聞かなければならず。不快な気持ちになることが多いのでストレートニュースの形式がいい)


『政府与党は今季の国会にて、特殊地下構造体探索者――――通称冒険者の権利に制限をかけると共に、国内数か所に特区を設ける法案を衆議院で提出しました。

 政府与党としてはより円滑な特殊地下構造体――――いわゆるダンジョンの探索・攻略を進めていきたいと言う考えのようです』


(え? 冒険者の権利に制限をかけるって……人権、人権うるさい西洋諸国と反対の事やってる……それに国内数か所に特区を設ける……これって冒険者と言う危険因子を一か所に集めて管理しようとする策略が透けて見えるんだけど……)


 中年の男性アナウンサーが総合司会者として、番組を回している番組のようだ。


『はい。と言う訳で政府与党としては、冒険者の権利に制限をかけると共に、国内の数か所に特区を設ける意向を示したという事ですけど……菊岡(きくおか)さんはどう思いますか?』


 カメラは、カタカナの『ハ』の字眉になっているコメンテイターと芸能人が向かい合っている全体を映すと、左側のコメンテイターにカメラが切り替わる。


 肩書は弁護士で、ワイドショーで良く見るスキンヘッドのおじさんだ。


『そうですね。冒険者と言う存在は我々とは違い『ステータス』と言う恩恵を得る事で、常人よりも遥かに優れた身体能力に加えて、《魔法》や《スキル》とよばれる特殊な能力を持っている訳ですから、『見えない凶器』を携帯しているような物です。

『弁護士』としても一人の人間としても、法律による厳罰化や警察組織の武装強化で『見えない凶器』に対応し、基本的には冒険者の人権を制限するなんて事は、あってはならない事だと考えています』


『はい、菊岡さんありがとうございました。確かに高い身体能力に加え《魔法》や《スキル》と言ったものは基本的に自己申告制ですから、JSUSA(ジェイスーサ)も国もどんなモノがあるか把握していないという事ですから、まさに『見えない凶器』と言う訳ですね。他の方のお話も聞いてみましょうか……』


 ニュースを見ていると、老婆がお盆に料理を乗せて配膳してくれる。


「牛タン、牛カルビ、牛ハラミ、牛ロース、ライス大、オレンジジュース、牛テールスープ、うま塩キャベツにサービスのキムチね。ライスはお代わりサービスするからたーんとお食べ」


「ありがとうございます」


 俺はお礼の言葉を言うと、トングを使い皿に盛られた綺麗なピンク色の肉の端に乗せられた牛脂を掴んで、網全体に脂を全体に引く。

こうする事で肉が網にくっ付きずらくなる。ガス火によって暖められ揮発した牛の脂の匂いで腹が鼻孔を擽り、腹がぎゅるりと鳴る。


肉に集中するためにも番組を切ってスマホをしまう。

先ずは味が薄く脂の少ないモノからだ。


 トングを使ってタンを一枚掴み。網の上に網の中心部に肉を置く。これがポイントだ。肉が縮み表面に脂が浮かんで来たところで、肉をひっくり返し焼き色が付けば食べごろだ。


 肉が焼けるのを待っている間に、うま塩キャベツを食べる。


 かなり濃いめ塩味だが、ダンジョンで汗をかいた俺には丁度いい。脂ものは少なめで頼んだが食物繊維を事前に食べておくことで、胃があれたりするリスクを軽減できると以前何かで見た気がする。

 まぁ気休めでしかないが……


 胡麻油に旨味調味料と、ニンニクが良く効いていて旨い。


 うま塩キャベツをある程度食べていると、牛タンが焼きあがっている事に気が付いた。


 甘めの焼肉ダレに少し網目状の焼き色が付いた牛タンを潜らせて、白米の上に一度バウンドさせる。

 こうすることで、牛の脂の旨味と焼肉ダレの旨味を白米に吸収させる事が出来る。


 丼に口を付け空かさずタレの絡まった牛タンとタレと牛の脂の旨味を吸い込んだ白米をかきこむ。


(う、美味い! 牛脂の香りと旨味そしてガス火で少し焦げた部分の香ばしい香りを、バナナやリンゴが入ったフルーツベースの甘目の焼肉タレが優しく纏め上げ合ている……)


 味変で檸檬の風味の効いた塩ダレや少し辛めの醤油ダレと味変をしていく……

 合間合間にうま塩キャベツを摘まんでいく……


 檸檬は風味が豊だけど甘味がないから、甘めのタレに比べると少しパンチが弱いな……でも一番さっぱり食べられて美味

 読んでいただき、ありがとうございました!


 少しでも面白い! 


 続きが読みたい! 


 と思っていただけたら、


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