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【第二章開始】俺だけヘルモードな件~鬼畜難易度ですがその代わり確定レアドロップで最強です。病気の妹を治すために裏庭のダンジョンに潜りポーションを手に入れたい。借金一億あるけど余裕で返す  作者: そう
第1章 庭にダンジョンが出来たので冒険者になった

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第三十四話7月25日ダンジョン五日目2帰還

 

オークを全て倒し終え、カバンから出したタオルで額の汗を拭う。



「さ、流石に疲れたぁ……《魔法》の使い過ぎか?

 脳が糖分を欲してるのが分かるな、ちょっとだけ休憩しよっと……」



 軽く水分補給を行い、包装のアルミを剥いて、チョコバーを頬張る。

 個別包装してある為、|たとえ手が汚れていてもOKだ《大丈夫だ、問題ない》。 



「うん、甘い」



 ラーメンや甘いものが好物なせいで、高校入学前は『ぷにょっ』としていたが、ここ最近のハードワークのお陰か、体重もかなり減ってスマートになってきた。

 特に甘いものは、ダンジョン内の休憩中だけ!と決めているので、食べる量も必然的に減ると言う訳だ。


 チョコレートには、カカオポリフェノールと砂糖を含んでいるため疲労回復、精神の安定・リラックスを促す効果が高く、またカロリーも高く嵩張らないため、ダンジョン攻略の間食に向いているお菓子と言える。



「さて、後は楽しい剥ぎ取りタイムだ!」



 剝ぎ取り用ナイフを、分厚く強靭な皮膚と筋張った筋肉、分厚い脂肪に覆われた巨躯きょくに、刃筋を突き立てようとするが、タイヤのように硬いオークの皮膚に阻まれる。



「仕方ない……『南無八幡大菩薩なむはちまんだいぼさつ』」



 ――――と短文呪文を詠唱し、《魔法》【皇武神の加護(ディバイン・ブレス)】を発動させる。


 途端、解体ナイフが黄金色に輝く。


 つい先ほどまで刃を拒んでいた、タイヤのように硬いオークの皮膚は難なく切り裂かれ、翡翠ひすい色の血がジワリと滲みだす出す。

これが赤色なら美味そうに感じるのかも、などと考えながら作業を進める。そういえばなんで「貴族の血は青い」って言うんだろう?

魔石を探すのに心臓付近に手を突っ込む必要があるんだが、その…手に伝わる感触が実にアレ(・・)だ。

ビニール袋越しに触るホルモンの感触なのだ、|まぁホルモンそのものなんだが《リアルもんのハツだし》…。



「よし! 何とか取れた……にしても結構サイズがでかいな……」



 魔石をウエストポーチにしまって、次々と解体作業をしていく……


 全ての解体作業が終わり、次はオークが採掘してた所の確認だ。

言って石と鉱石の違いなんて分からないんで、それらしい物を片っ端から袋に放り込むだけだ。

|ピッケルやスコップを含め《金目のものが》、かなりの重さとなったので、今日の探索は終了する事にした。

 


………………

…………

……



~ダンジョンの出入り口~


入場ゲートにライセンスをかざし、ダンジョン退出時の事だった。



「今日は特別重そうですね (⌒-⌒)ニコ...」


「高値で買い取ってもらえるといいですね! でも、あんまり無理しちゃ危ないですよ」



 俺が持っているピッケルやスコップを見ながら、ゲート監視員のお姉さんがニッコリと微笑んで話しかけて来た。


 このおねぇさん:ダンジョン職員という事もあって服装は、パンツスタイルが基調な落ち着いた色目の、極一般的OLスタイルなのだ。

顔立ちもそうだが、姿勢が美しい、思わず二度見する程かっこえぇ

ただ、気配が体育会系のソレで、武装もしているので正に『キャリアウーマン』の佇まいなのである。

女性自衛官《WAC》も武装キャリアウーマンなんだが、武装したOLってのが、ぶっちゃけマジ推せるw

にしても、武装キャリアウーマンって結構なパワーワードだよなw



 ただ、この声掛けが信愛によるものならいいんだけど、不審者に行う威嚇の挨拶だとすっごく心が折れる。

最近、早朝ランニングでよく挨拶される……目から汗が (๑ १д१)



「ありがとうございます。気を付けます。お仕事ご苦労様です」



様々な思いが交錯する俺は、少し急ぎ足で買い取りカウンターに向かう。




 整理券を受け取ると、直ぐにランプが点灯し機械音声で自分の番号が呼ばれる。



「お待たせ致しました。拾得物をこちらにお願いします」



 受付の人がそう言うと、カウンターの下の部分が空き宝箱事荷物が吸い込まれていく。



「ライセンスと振込先の銀行カードをお願いします」



 俺はカードを提出する。



「確認いたします」


「今日は凄い数の武器ですね……今日も左に行ったんですね……」



 一昨日あれだけ忠告したのに……と言いたげなジト目をしながらカウンターのお姉さんは、呆れたような口調でそう言った。



「ええ、まぁ稼げますから……」


「お金が必要なのは何となく分かりましたけど、命あっての物種です。十分に休息を取る事と、パーティーで探索する事を強くオススメします」



 潜るのは自己責任だけど安全マージンをもう少し確保しろ。と言われてしまう……自分としては1日潜って一日休んでるんだから、十分休んでいるつもりなんだけど……他の冒険者は違うのだろうか?



「あははは……ぼっちの俺にはパーティーとか難しいですよ……」


JSUSA(ジェイスーサ)では、パーティー募集のサービスも行っていますので宜しければご利用ください。


「それと前回も前々回も申し上げた通り、申し訳ありませんが、マジックアイテムやそれに類似する品の買取査定には、確認作業に少々時間がかかります。今この場で査定額を算出する事が出来ないので、お預かりしさせて頂き、後日査定額を通知するという流れに、なりますがご了承ください」


「分かりました」


「魔石が158個になりますので暫定で……68,100円になります。武器が未定ですので、1,2週間で査定が完了しますのでその時にお支払いいたします」


「お預かり証明書にサインお願いします」



 証書にサインをする。



「こちらがお控えとなっています。なくさないようにお願いします。本日は御利用ありがとうございました」


「ありがとうございます」



 さて今日は思いのほか早く終わったし、夕ご飯まで時間もあるガッツリとご飯が食べたい気分だ。


 読んでいただき、ありがとうございました!


 少しでも面白い! 


 続きが読みたい! 


 と思っていただけたら、


『ブックマーク』と各話の広告下にある【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にしていただけると幸いです!


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