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俺は異世界生活を謳歌したい

俺が目を覚ますと何も無い真っ白な空間に居たのだ。


辺りを見回しても本当に何も無い。


『ここは何処なんだ?』


そう思いながら辺りを見回すと


「ここは、天国なのか?」


と呟くと目の前が眩しくなった。


「な、なんなんだ?」


パニックになるが落ち着こうと深呼吸して上の方を見ると上から誰かが空から誰かが降りてきた


白い服に頭に天使の輪っかみたいなのが浮いてい杖?見たいのを持っていた。髪は白髪で紅い瞳をしていた女だった。


『女神なのか?』


と思うが違うかもしれないため


「だ、誰なんだ?」


そう言うと女神みたいな人は顔を紅くして


「み、見ましたか!?」


と早口で聞く。


急に何を言うのかわからず


「何をだ?」


「わ、わ、私の……下着を!!」


女神みたいな人が早口顔をりんごみたいに真っ赤にして言ったのだ。


「し、下着?」


と聞くと


「口に出すじゃありません!!」


と女神みたいな言う。


『お前が言うなよ』


俺は呆れながら思うが口には出さず


「ここは何処ですか?」


「貴方は死にました」


女神みたいな人が言う。


「嘘だろ……」


と俺は絶望した。


「貴方は死にました」


追い打ちをかけるように更に俺の心にダメージを当ててきた。


「貴方は死にました」


と3回目を言ってきたことでだんだん怒りを覚えてきた。


「貴方は死にました」


4回目を言うと


「それはもうわかったから!!」


怒りが爆発し大きな声で言うと


「ヒャ!!すみませんすみません!!同じのとを何回も言う癖があって!!」


大きな声でしかも早口で女神みたいな人は謝りはっとしたみたいで


「そういえば名前を言ってませんでしたね。私は女神のレインと言います」


なんか素早く切り替えて名前を言い


『本当に女神なのか?駄女神の間違いじゃ?』


と思っていると


「失礼なこと考えていませんか?」


俺の顔を覗き込むように言う。


「わっ!!」


と驚くと


「ヒャァァァ!!」


レインは大きな悲鳴をあげる。


「うるせぇ!!早くここは何処なんだよ!!」


再度大きな声で言うと


「すみませんすみません!!今から説明しますから!!」


と謝りながら言う。




「では、説明します。ここはこの世とあの世の狭間です」


レインは息を整えながら言う。


「狭間ってことはギリギリ生きてるていう事か?」


俺の思った疑問を聞くと


「そいう事になりますね。でもほぼ死んだのと変わりありませんけど」


更にまた追い打ちかける。


「グフッ」


と俺は膝の力が抜けしゃがんでしまう。


「わわわわ、ど、ど、どうすれば」


とレインは慌ててあたふたする。


「俺は春休み勉強を一生懸命したのに……初登校だったのに……これから俺の恋愛が始まろうとしたのに……」


地面をいじりながらいじけていると


「あっ!!」


とレインが思い出したかのように声を上げると


「生き返れる方法がありました」


と聞こえ俺は元気が出て


「本当か!?」


なんか元気が出て立ち上がってレインに近づくと


「ヒャイ!!その通りでしゅ」


驚いた声を上げ更には噛んだのだ。


「本当は駄女神なんじゃ」


と小さい声で聞こえないように呟くと


「聞こえてますよー」


俺の耳元で言う。


「それでどうすれば俺は生き返れるんだ?」


そう聞くと


「よくぞ聞いてくれました!!」


と待ってましたかのようにテンションを上げてパンパカパーンと聞こえそうな感じで言う。


「それは……」


俺は唾を飲み込む。


「それは……」


俺は更に緊張が走る。


「それは……」


なんか少しうざくなってきたぞ


「それは……」


4回目になり


「早く!!」


大きな声で言うと


「すみません!!言いますから!!」


レインはすぐさま謝る。


「それで?」


俺は少しイラつきを見せて聞くと


「それは……異世界に飛ばしますが恋愛してはいけません!!」


「なぁんでよぉぉぉ!!」


レインに肩に手をかけてレインを振ると


「落ち着いてください!!これには訳がありますから!!」


どうやら訳があるらしい。俺は掴んでた手を離すとレインは乱れた髪と服を直して言う。


「いいですか?恋愛をしてはいけないのは簡単です」


レインが何処か出したのか分からないが先生が持ってる指し棒とホワイトボードを出していた。ホワイトボードにはなんか書いてあったが見終わる前に


「恋愛したらその人の事しか考えられなくなるじゃないですか?それで生き返りたいと思わなくなるし、いずれは告白して付き合ってイチャイチャするし、結婚まで行ったらピーして子どもが産まれたら子育てをして人生終えるからです」


説明の途中でレインは血涙を流しながら言う。


『こいつガチの駄女神じゃん。理由がただの嫉妬や嫌味じゃないか』


そう思ってると


「これで説明は終わりです。質問はありますか?」


なんか質問タイムが来た。


「はい」


手を上げると


「おっ、何かねえっとー田中君?」


田中と言う。


「田中じゃねぇーよ!!遠山だ!!」


俺はレインの腕を掴んで言うと


「痛い痛い痛い!!ごめんなさい!!」


必死で謝ってきた。この駄女神と関わってると疲れる。


「今の説明貴方の嫉妬や嫌味だと思うんですけどその件についてはどう思いますか?」


質問を言うと


「そ、そ、そ、そんな事、あ、あ、あ、ありません」


しどろもどろになりながら言う。


『あ、図星だ』


「兎に角、生き返りたいですか?」


と指し棒とホワイトボードを消して俺に問い詰める。


『誤魔化したな』


「確かに生き返りたい」


と答えると


「では」


「ただし、」


俺は何かを言う前に俺はこれだけは言っておきたいと思い止める。


「何ですか?」


聞いてきたので俺は


「俺は恋愛がめちゃくちゃしたい。それに、異世界に行けるとかめちゃくちゃ面白そうだから俺はレインの言うことを無視して異世界生活を謳歌する!!」


と言うと


「何言ってるんですか!!貴方は生き返りたいんじゃないんですか!!」


俺みたいに大きな声で言い俺の肩を掴み振る。


「どうしようが俺の勝手だろ?」


と言うとレインはため息をつき


「.......わかりました。では、異世界に繋がるワープホールを作りますね」


そう言いレインは俺の目の前にワープホールを作り始める。


『こんな事が出来るなんてやっぱり女神なんだな』


関心してることを思っていると


「出来ました。では、通り下さい」


レインが言いワープホールから離れる。


俺はワープホールを通り始める。


『まるでどこでもドアを通ってるみたいだ。通った事ないけど』


何処ぞの猫型のロボットの事を思いながら通ると


「あっ、1つ言い忘れてたけど1年以内にここ狭間に戻ってきて下さいね」


レインが思い出したように言う。俺は


「はぁ!?」


後ろを振り返りながら言うとワープホールを通り終わったみたいで俺が通ったワープホールは消えていた。



「あのクソ駄女神!!!!!!!!!!!!!!」


俺は大きな声で叫んだ。

吸血鬼(ヴァンパイアです。

1話です。

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