超魂(初投稿、期間限定)
お知らせ
初投稿の限定期間は終了しました。
今後は通常版をお楽しみください。
尚、本編と全く関係ありませんが、期間限定版と通常版の違いに関しては、あとがきにて記載していますので
興味のある方はご確認ください。
彼は思う。危険察知能力には自信があるつもりだ。
そんなモバーだからこそ、ヤクダイの攻撃が当たる寸前で超 魂を発動できたのだ。
しかし彼女の再登場に動揺が隠せず、青白い姿を晒している。
魂が肉体に戻れば、たとえ致命的な肉体の損壊であっても瞬時に修復できる。モバーの能力は時に無敵の力として君臨したこともあった。
だが魂肉体を離れた魂が現世に留まれる時間が短い、という欠点によってヤクダイの紋章のように歴史から存在を消していった。
そのおかげで今、再び力を使うことができるのだが、あまりネタバレが過ぎるとすぐに対策をされて完全にオワコンになってしまう。
成仏してしまう前に肉体に戻らなければならない。しかし、今戻ってもヤクダイに勝つことは出来ない。
はやくどこかへ行ってほしい。
今の彼には願う事しかできなかった。この間にも彼の魂は少しづつ霧散している。
ここで彼女が動きを止めた。
いったい何をしていたのだろう?
モバーの亡骸(仮)から剣を奪い、周囲の枝木を切り落としていた彼女。
剣を捨て、落ちた木々をデトックス跡地へと投げつける。
やがてその全てがてんこ盛りの枝木によって隠蔽されたのを確認した彼女は、ようやくその場を立ち去った。
彼女の後ろ姿を確認し、薄れゆく魂に怯えながら耐えていたモバーの超 魂が動く。ちょっと薄めの魂が全身に染み渡ると、ヤクダイの攻撃で損壊した箇所が瞬時に修復していく。
だが、失った魂のせいだろう、左足は完全に動かなくなっていた。
でも安心、こんな時の為に長年に渡って継ぎ足した魂の壺。魂瓶を用意していたのだ。
震える手でそれを取り出すと。蓋を開け一気に煽るモバー。
絶対的に量は足りないが、それでも失われた感覚が戻ってくる。
染みわたる魂に五感を刺激された彼が言った。
「くっっさ!!」
どうやら嗅覚も失われていたらしい。
期間限定版と通常版に関して。
初投稿期間限定版と通常版の違いは、まえがきとあとがきがあるかないかです。
期間限定 まえがき、あとがき なし。
通常版 まえがき、あとがき あり。
ストレスなく作品を読んでいただく為に期間限定で投稿しました。
では引き続きREHASHをお楽しみ下さい




