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金 成り
これで二人目。
誰かが呟いた。
周囲に動揺が走る。そして発言者へと集まる視線。
いや、いや、デモ、デモ、だって…。
現状では完全とは言えない。かもしれないが、それなりに兆候はある。
「こっ…」
「ここはしばらく様子をみましょう」
その一言が雰囲気を変える。
発言を封じられ、愕然とした表情を浮かべる彼は満面の憎悪を標的に注ぐのだが、効果はない。
経歴、そして実績において成果を出してきた者の発言に逆らえる者?
澱んだ表情で彼らを見渡す。
結果は?
そう、皆さんのご想像通りの表情を浮かべている。
さらに言えば、それを見た人物だけが一人。満面の笑みを浮かべ
「それじゃぁ、もう少し続きを見てみましょうか?」
と言うと軽く手をあげる。
解散の合図だ。
これをきっかけに、参加者は続々と退出していく。
そして残ったのは…。
光を失った森を疾走するモバー。
ジャステイウスを見限り、新たな主を求めて旅立った彼だったが、前方に微かな光を感知する。
これは?
もしかして希望の光になるのかも?
吸い寄せられるように向かう彼。
その先で彼が見たものとは?




