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REHASH  作者: G-Ⅲ
104/186

余白

 悪い魔王が人々を苦しめています。

 恐怖に満ちた世界に追い打ちをかけるように、彼らの心は少しづつ壊れていきました。

 感受性に富み、純粋だった者たちや、心の弱さを克服できなかった者たちは拠り所を求めて群れを成し、意志や思考を放棄していったのです。

 誰かがの答えを自分の考え(もの)として…。

 その一方で、この事態を自分たちで何とかしなければならない。と考えた者たちもいました。

 しかし彼らの思いは一つでも、そこに至る経緯に関してそれぞれの思惑があり、統一することは出来ません。

 大衆の、全ての者が命を懸けて挑めば解決できないことは無い。こう主張する者たちがいる一方で、秀でた者たちによって導かれればいかなる困難も乗り越えられる。といった相対する意見が生まれていきます。


 遅れてきた最後の一人がやってきた。

 彼女より先に来てに座っていた者たちは、長く続いた議論に対して既に口を開くこともなく、互いに意に沿わない連中の顔を冷ややかに眺めているだけでした。沈黙が支配する室内で口を開いたのは、遅れてきた彼女だ、その言葉の中に悪びれたような気配ない。

「少しは進展があったようね」

 見渡す彼女の視線の中には、相変わらず憮然とした表情を崩さない参加の姿があるが、幾人かの瞳に微かな期待の光が宿っているのを見逃さなかった。

 ただ、彼女もここでその事を指摘するような無粋なことはしない。興味があれば()()に来れば良いだけの話。

 思いを巡らせる参加者の表情を一通り眺めてから、彼女はゆっくりと席を立った。

 部屋を出るためにゆっくりと取っ手に手をかけ、扉を開く。まるで誰かが声をかけるのを待っているかのように…。

 しかし何も起こらないまま時間は過ぎていく。

 そして、開きかけた扉の隙間から何かが聞こえた?ような気がする。いや、微かだが確かに聞こえた。そう、確かこんな風に。。

 一方、そのころ…。

 と。

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