第6話 いざ、異世界へ!
「じゃあ、異世界に召喚する装置について説明します。」
クラークが説明を始めた。
「このカプセルの中に入っていただければ、後はこっちで操作するので安心してください。」
ん?
「それだけでいいのか?」
と俺は思ってしまった。
まあ、楽なのはいいことだなw
そして、俺と沙月は、言われた通りに、カプセルの中に入った。
しばらくして、準備が整ったのか、クラークが、
「それじゃあ、いってらっしゃいませ。」
と、言ってきたので、俺は何をしたらいいのかわからなかったので、
なんとなく、微笑んでおいた。
そして、数秒後、目の前が、真っ暗になった。
気が付くと、俺と沙月は、女王がいる部屋にいた。
「ようこそお越しいただきました。イブキ様、サツキ様。」
と、女王が言った。
「こちらこそ、お会いできて光栄です。クリスティーナ ルーセル女王様」
と、俺は、なんとなく言った方が、
この、アイーダ国の女王であるCristina Roussel様だ。
「では、詳しくこの世界についてのことを説明するために、応接室にご案内します。」
と、女王に言われて、俺とサツキは、応接室に通された。
話は、1時間ぐらいかかったが、簡潔にまとめると、この世界は魔法が使えて、俺たちも
使えるそうだ。そして、この世界には魔王がいて、そいつが、この世界を滅ぼすと、地球も
滅ぶらしい。俺はその仕組みについて聞いたが、教えてくれなかった。
町並みは、現代のフランスの町並みで、馬車や竜車が、荷物を運んでいる。
この国の、政治体制は、日本と、ほぼ同じの議会制民主主義を採用していて、二院制だった。
だが、三権分立はしてなしく、最終決定権は、女王らしい。
異世界についての説明は、そのくらいだった。
そして、俺たちは、城を後にして、国が用意してくれた拠点に足を運んでいた。
町並みを歩いてみていると、そこは、商店街みたいに出店がたくさん出ていた。
俺たちは、出発前に異世界の言語がわかるチップを脳の中に入れられたからスラスラと読める。
そんなことを考えているうちに、俺たちの拠点についた。
そこは、普通の家だった。
まあ、こっちのほうが、落ち着くから別にいい。
こうして、俺たちの、魔王を倒す日々が始まった。
こんにちは、シナダヤマトです。
この度も読んでいただき、ありがとうございました。
次は、生活回になると思います。