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第3話 ドイツ転校生のおかしな言葉
え?
は?
どういうこと?
異世界に召喚?
What?
俺は、クラークに言ってやった。
「君は、疲れてるんだよ。ゆっくり休みや。」
だが、沙月は、
「あなたって、馬鹿なの?」
おい。それを言ったらあかん!
だが、クラークは、俺らの言葉をごみ箱に捨てたかのように、
「異世界に行って、魔王を倒してほしいの!
これができるのは、あなた、伊吹さんだけなの。」
そんなことを言ってきた。
まじかよ。
この子、めっちゃ本気やん。
え~とりあえず、話を聞こう。
「とりあえず説明してくれ、すべて」
俺は、そういった。
そしたら、クラークが話し始めた。
「なぜ、私がこんなことを言ったのかというと...