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第2話 転校生
転校生がきた
なんか、ドイツから来たらしい。
たしか名前は...
Inge Kullak
と言っていた。
おかしい、この時期に転校なんてありえない。
もう2学期の後半やぞ、もう私立の受験校が
決まってるんやぞ?
まあいい、俺には関係のない話だ。
彼女の席は、真ん中の一番後ろになった。
ちなみに僕の席は、窓側の一番前で、すみっこだからすげー落ち着く。
そして、放課後
なぜか、僕が呼ばれた。
そして僕の隣には僕の彼女の間宮 沙月さん
が呼ばれていた。
いつも使っている教室で、クラークが
「異世界に行ってくれないかな?伊吹さん」
と言ってきた。
え?