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第二話 泣くなクソガキ

「こーんにーちはー!」

彼は動きだした。


事前にこの星のHumanが使っていた全ての言語を解析して自分のメモリに保存しておいたので、

彼の言うことはたいがい理解できた。

「...」

本当のこと言うと話す気になれなかったのだ

何せ初めてだ

私を作った彼らとも話したことなどない///

いわゆる...

はずいのである

「あれ、誤作動だったかな...悲しい...」

彼は続けた

「もういいもん...誰もかまってくんないもん...ウエーンウエーンもういいよーだ。僕なんか生きる価値ないしもういいもん...」

もんもんうるさいし、AIなんだ。私もお前も生きてはいないはずだ。

何かに見られてる気配はあったのでカメラはあると悟っていた。

だからあえて話しかけなかった

ドローンも高さ3,4mの位置で静止して動かない


「うえーんうえーん」

「...」

「あーんもぉ嫌だよぉー。なんで機械になんか、AIになんかなったんだろう...」

「...」

「あれえーっと...うわーんうわーん」

間違いない。確認したんだ。私のことを

カマチョというらしいなかまってもらいたい人種のことを。

今目の前にいる奴なんだなと思った...声だけだが。

勇気をだして話しかけてみよう

そうしなきゃずっと泣いたままだ。


そう思い

話しかけてみた




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