日々、日常、定形外
今年から花粉症
夜、家族と呼ばれる同居人達が寝静まる頃
ただただ時間を貪る
日中、薄ら寒い吐き気を感じながら
誰もいない部屋で涙を流すために流した映像も
アルコールに溶けて
腹の奥で熱に変わる
いつもの休日。
翌日にはいつもの仕事の時間が始まって
いつもの自分に成り変わる
そんないつもの日常に
吐き気を催す程の嫌悪も、怒鳴り散らすほどの嫌悪も、打開できる程の情熱も無いまま
無為に、ただ無為に一分一秒をやり過ごす。
嗚呼、なんて素晴らしくて何てくだらない。
ただただ時間を貪る休日と、ただただやり過ごす日常と
やり過ごすことの出来ない吐き気を誤魔化して
くだらないさと分かったふりして
分かってほしくて
分かり合えなくて
さらけ出す勇気もなくて
分かってほしくて
分かったふりして
分かってほしくて
分かるはずないなんて
陳腐な言葉並べてみて、捌け口にしてみても
伝える事は出来なくて、怖くて
怖がってるのを優しさだよって言い訳して
嫌な自分に成り変わる勇気が持てない
そんなポエム誰が見んだって。
誰に見られるわけでもないこんな場所に吐き出していく
明日はまたいつもの自分で涙と吐き気をこらえていくんだから
今くらいは吐き気を堪えず言葉を紡いで吐き出させてくれよ
こんなにも辛いのか