a-3 実行あるのみ
あれこれ変えててぐっちゃぐちゃです。一月前に描き始めた最初のものわすれた。話つながるそれっぽい設定足し続けよ。
神々の世界、神界には多種多様な神がいる、多忙な神、暇な神、なんでもござれだが、神々のほとんどは、自らの管理する世界に夢中か、いくつかの世界の管理に駆り出され、あらゆる世界に夢中か、結局どの神も神界ではなく下界にしか興味がないのだ。
そんな神々だが、いくつかの場合において、自らの管理する下界など関係なく、アイドルのように下界の存在を愛でることがある。名を挙げるならまぁ超越者ダヴ君ことダムヴィールだろう。
彼もまた偏屈な存在である。神に造られ、神の領域に片足を踏み込み、いつでもその身をその先へと投げ込むことが出来るというのに、いつまでも生まれた世界で過ごしている。暇つぶしと言って他の世界を眺めていることもあるが、そんなに興味があるなら神様になって一緒に働こうとは、どこの過労神か。
ダムヴィール君は神様のありとあらゆる干渉が見えているし、自分でも結構出来る。でも、あくまでも覗かれる側に立ち続けている。
彼の生い立ちにせよ生き様にせよ、神々は彼が超越者であるがゆえにそれを面白がって過ごすのだ。
そんな彼に、最近ある神々のグループが指示を出したらしい。どうにもダヴ君が適任だし、親として子供がヒモなのは嫌だとか笑ってる神々が、面白がって世界間について研究している神々にダヴ君にやらせようと言ったためだそうだ。
そんな彼の様子を、今日も多くの神が眺めている。
その手の上で世界を回しながら。
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超越者は本気と書いてマジと読むくらい、、、古いが、本気で多忙である。
施設建設、物資用意、報連相などなど、私はもとの世界ですべき下準備をおおよそ終わらせた。
疲れなど知らないはずだがやはり疲れる。昼夜問わず世界中を駆け巡ったのだ、面倒な事もあったし、精神的にもどっと疲れた。
期日までの日程半月ほど余らせて終わったことは素晴らしいと自らを誇り、我が家に帰ったその時、地球のある神から今この瞬間に届くように用意されていた連絡が来る。
「ダヴくんへ、業務お疲れ様。追加の業務内容だ、君にとっては息抜きついでになるだろう。頼んだ。」
だそうだ。正直ほんの少し面倒くさいなこの神なんて思ったがそんなことはいけない。
内容をみてみよう。
えーと、
「ダヴくん、仕事終わりの君に新しい仕事をあげよう。そっちの世界の下準備が終わったなら、こっちの世界でも仕事をしてくれ。平たく言うなら地球人に紛れ込んで運営として活動してってことさ、存在しない人物を戸籍上作っといたから、会社員として頑張れー!」
、、、なんとも神様らしい素晴らしい依頼書である。ならば働くまで、さっさと移動するとしよう。
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「神田文哉と申します。今回は御社のーー」
私は何をしているのか、なぜこんな社畜になりきって運営会社に潜入なんてしているのか、どうして神様はこんなことを頼んだのか、他に人がいないと言ったって別のやりかたがあるのではないか、思考は巡り、疑問の答えが別の疑問となる。
私は神田文哉と名乗り、姿を変え、ゲーム開発会社の共同運営先の個人営業会社の1社員として潜入している。この企業の社長は、ゲーム開発に多額の出資をした財閥に自社を売り出し、最新ゲームの共同運営を見事任せられたらしい。
どこまでが神の思し召しで、どこからが神の身勝手なのか、推し量ることは私にも難しい。
ここで私は、書いた覚えのない履歴書の要項、特技は声がいいだとかなんだとかをもとに、なんとめでたくゲーム内の超常存在、通称超越者(私自身)の役を得た訳だ。
断言しよう、これだけは確実に神の身勝手だ。私が私らしく振る舞って、何が
「上手い」、「演技派」
なのだろうか。さすがに神様と言えどもこれはいただけない、私をからかうのも大概にしてもらいたい。一度文句を言ってやらなければ気がすまないというものだ。
そうして私は、名実共に、2世界のいずれでも、私の世界の管理者、超越者を担う者へと成った。
まもなくサービスが開始する。運営として今後とも仕事は絶えないことだろう。
全く、なんとひとづかいの荒い神々であろうか。
「あ、神田君!ちょっといいかな?このあと新入社員の歓迎会を開こうと思っているんだ、神田君も出席するかい?
何、断りづらいだなんて思わなくていい、気が乗らなければ私から体調不良だとでもー」
いけない。少し険しい顔をしていただろうか?せっかくの歓迎会とやらである。さすが新入社員にわざわざ運営兼役者の様な大役を任せてくれる会社だ。配慮が出来ている。といっても正直私に断る理由もない、大人しく飲み明かすことにしよう、あちらの仕事はまたあとでおこなえばいい。
宴は夕日と共に暮れていく
それっぽい固有名詞考えるのも探すのも覚えるのも面倒かなこれ、わかんね